Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、ビットコインなどの暗号資産を取引できるオンチェーン型の取引プラットフォームです。
一般的な海外取引所とは仕組みが少し異なるため、
「ウォレットは必要?」
「何を入金すればいい?」
「USDTをそのまま送って大丈夫?」
と迷う人も多いと思います。
特に注意したいのが、入金する通貨とネットワークです。
この記事では、Hyperliquidを初めて使う人向けに、
* 始めるために必要なもの
* ウォレットを使った始め方
* USDCの準備方法
* Hyperliquidへの入金方法
* 初心者が注意したいポイント
を順番に解説します。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?

Hyperliquidは、オンチェーン上で暗号資産の現物取引や無期限先物取引などができる取引プラットフォームです。
一般的な中央集権型取引所、いわゆるCEXとは利用方法が異なります。
例えば一般的な暗号資産取引所では、取引所のアカウントを作り、その取引所に資金を預けて取引します。

一方、Hyperliquidでは自分のWeb3ウォレットを接続して利用できます。
そのため、自分で資産を管理しながらオンチェーンで取引できるのが大きな特徴です。
現在はウォレット接続だけでなく、メールアドレスを使ったログインにも対応しているため、以前より始めやすくなっています。
ただし、通常の取引所と比べて利用者自身が理解しておくべきポイントもあります。
特に重要なのが、
の4つです。
Hyperliquidを始める前に公式サイトを確認

Hyperliquidを利用する前に、まず確認しておきたいのが公式サイトです。
HyperliquidのWebアプリは、
から利用できます。
Web3サービスを利用するときは、偽サイトやフィッシングサイトに注意する必要があります。
Hyperliquidではウォレット接続や署名といった操作を行うため、誤って偽サイトへウォレットを接続することは大きなリスクになります。
検索結果やSNS上のリンクから毎回アクセスするのではなく、正しいURLを確認したうえでブックマークしておくのがおすすめです。
Hyperliquidの始め方は大きく2種類
現在のHyperliquidでは、大きく分けて2つの方法で利用を開始できます。
1.メールアドレスでログインする
Hyperliquidではメールアドレスを入力し、送られてくる認証コードを使ってログインできます。
メールログインを選択すると、そのメールアドレス用のブロックチェーンアドレスが作成されます。
Web3ウォレットに慣れていない人にとっては、比較的始めやすい方法です。
2.自分のWeb3ウォレットを接続する
もう一つが、MetaMaskやRabbyなどのWeb3ウォレットを接続する方法です。

すでにWeb3ウォレットを利用している場合はこちらの方法でも始められます。
この記事では、ウォレットを利用する方法を中心に解説していきます。
Hyperliquid用のウォレットを用意する
Hyperliquidをウォレット接続で利用する場合、EVM対応のWeb3ウォレットを準備します。

代表的なものには、
* Bitget Wallet
* Rabby
* WalletConnect 対応ウォレット
などがあります。
ここで初心者の方におすすめしたいのが、普段資産を保管しているメインウォレットとは分けることです。
すべての資産を保管しているウォレットを、そのままさまざまなWeb3サービスへ接続する必要はありません。
Hyperliquidなどのサービスを利用するためのウォレットを別に用意しておけば、資産管理もしやすくなります。
取引所とWeb3ウォレットは別物

初心者が混乱しやすいのが、
「暗号資産取引所」と「Web3ウォレット」
の違いです。
暗号資産取引所では、基本的に取引所側がユーザーの資産を管理します。
一方、自己管理型のWeb3ウォレットでは、自分自身で秘密鍵などを管理します。
そのため、Web3ウォレットでは復元情報の管理が非常に重要になります。
秘密鍵やシードフレーズを他人に教えてはいけません。
Hyperliquidを使う以前に、まずこの違いを理解しておきましょう。
Hyperliquidへの入金はUSDC+Arbitrumが基本

Hyperliquidへ入金するとき、初心者が特に注意したいのが通貨とネットワークです。
代表的な入金方法として使われているのが、
Arbitrumネットワーク上のUSDC
です。
USDCという名前が同じでも、ブロックチェーンが違えば別のネットワーク上に存在しています。
例えば、
Arbitrum上のUSDC
Polygon上のUSDC
などがあります。
HyperliquidへUSDCを入金する場合は、単に「USDCを持っている」だけではなく、どのネットワーク上にあるUSDCなのかまで確認することが重要です。
USDTしか持っていない場合はどうする?

例えばウォレットにUSDTを保有していて、Arbitrum USDCでHyperliquidへ入金したい場合。
ウォレットやDEXなどのスワップ機能を利用して、
USDT → Arbitrum上のUSDC
へ交換する方法があります。
ここで確認したいのは次の3点です。
2. ネットワークがArbitrumになっているか
3. 手数料と受取数量に問題がないか
また、Arbitrum上でオンチェーン操作を行う場合、ガス代としてETHが必要になる場合があります。
そのため、USDCだけではなく、必要に応じて少量のETHも用意しておきます。
Hyperliquidへ入金する方法

USDCを準備したらHyperliquidへ接続します。
公式Webアプリを開き、「Connect」から利用するウォレットを接続します。

ウォレットを接続した場合、取引を有効化するための署名を求められることがあります。
このとき重要なのが、接続しているURLと署名内容を確認することです。

Web3では署名自体は珍しい操作ではありません。
しかし、接続先が偽サイトだった場合は大きなリスクになります。
毎回、正しいHyperliquidのサイトを開いていることを確認してください。

接続できたら「Deposit」から入金します。
Arbitrum USDCを使う場合は、入金する数量を入力し、ウォレット側でトランザクションを確認します。

最初は少額でテスト入金する
初めてHyperliquidへ入金する場合、いきなり大きな金額を送る必要はありません。
私は、まず少額でテストすることをおすすめします。
例えば少額を送って、
「ネットワークは合っているか」
「Hyperliquidに正常に反映されるか」
「ウォレット操作に問題がないか」
を確認します。
正常に反映されたことを確認してから、本来使いたい金額を移動させる方が安全です。
これはHyperliquidに限らず、暗号資産を送金するときに使える基本的な考え方です。
現在はUSDC以外からの入金方法もある
Hyperliquidは以前より入金方法が増えています。
現在の公式ドキュメントでは、Arbitrum上のUSDCだけではなく、対応するネットワークを利用してBTC、ETH、SOLなど複数の暗号資産から入金する方法も案内されています。
ただし、通貨ごとに対応ネットワークや条件が異なります。
初心者の場合、さまざまな入金方法を最初から使い分けようとするより、
という基本的な流れから覚える方が分かりやすいと思います。
入金できたら少額で操作に慣れる
Hyperliquidへの入金が完了すると、現物取引や無期限先物取引などを利用できるようになります。
ただし、入金できたからといって、いきなり大きなポジションを持つ必要はありません。
特に無期限先物ではレバレッジを利用できます。
レバレッジを高くすれば資金効率は上がりますが、その分だけ価格変動に対するリスクも大きくなります。
まずは、
* ポジションの確認方法
* 証拠金
* ロスカット
* Funding Rate
* 入出金
などの基本操作を確認しましょう。

最初は少額・低レバレッジで操作に慣れることが重要です。
Hyperliquidを始めるときの注意点
最後に、初心者が特に注意したいポイントを整理します。
①公式URLを必ず確認する
偽サイトへのウォレット接続を避けるため、公式URLをブックマークしておくと便利です。

②メインウォレットと分ける
普段資産を保管しているウォレットとは別に、取引用ウォレットを用意する方法があります。
③通貨だけでなくネットワークも確認する
「USDCだから大丈夫」ではありません。
Arbitrumなど、どのネットワーク上のUSDCなのかまで確認します。
④最初は少額でテストする
いきなり大きな金額を送らず、少額で正常に反映されることを確認します。
⑤レバレッジを上げすぎない
無期限先物ではレバレッジを利用できますが、レバレッジが高いほどロスカットまでの距離は近くなります。

まとめ|Hyperliquidは少額から始めよう
Hyperliquidは、オンチェーンで本格的な暗号資産取引ができるプラットフォームです。

現在はメールログインにも対応しており、以前より始めやすくなっています。
一方で、Web3ウォレットを利用する場合には、一般的な暗号資産取引所とは異なる知識も必要になります。
初心者の方は、
↓
ウォレットを準備する
↓
Arbitrum USDCを用意する
↓
Hyperliquidへ接続する
↓
少額でテスト入金する
↓
正常に反映されたら取引を始める
という流れで進めると分かりやすいでしょう。

特に重要なのは、通貨とネットワークを必ず確認することです。
Hyperliquidは自由度が高い反面、自分自身で確認・管理する部分も多くなります。
まずは少額から実際に操作し、仕組みを理解してから取引額を増やしていくことをおすすめします。


