この記事では、Bybitのコピートレード機能のやり方と設定方法、メリット等を解説します。
以前はBitCopy（ビットコピー）経由だったBybitのコピートレードがBybit内で利用できるようになりました。デリバティブだけでなく現物取引にも対応しています。
コピートレードは、シンプルに収益を伸ばしたい方にも、上級トレーダーの生きた戦略を学びたい方にもにおすすめしたいサービスです。
- Bybitのコピートレードとは何か。
- Bybitのコピートレードのメリット/デメリット
- Bybitのコピートレードの評判
- Bybitのコピートレードのやり方・設定方法
またコピートレードは勝てないかどうか評判も調査してみました。
Bybitに口座を登録している方なら誰でも使うことができます。
Bybitのコピートレードと使うメリット
| フォロワー | マスタートレーダー | |
|---|---|---|
| 手数料 | 取引手数料＋純利益の10% | 取引手数料のみ |
| 参加資格 | 特になし | マスタートレーダー応募フォームから申請が必要（過去の取引履歴スクショ必須） |
フォロワーは上級者に任せて24時間トレードを代行してもらう
名前の通り、Bybitコピートレードは、シンプルでわかりやすい方法で、仮想通貨の上級者トレーダーのポジションやトレード戦略を自動コピーし、同様の利益を得ることができるサービスです。
好きなトレーダーを選べる
Bybitのコピートレードページを見ると、トレーダーが収益率ランキング順に並んでいます。
多くのトレーダーがいるので、お気に入りのトレーダーを探すことができます。
フォロワーとマスタートレーダーがWIN-WINの関係になる
Bybitのコピートレードページを見てもらえば分かりますが、上位成績のトレーダーはフォロワー数が500人の上限人数で満員になるほど人気になります。
世界中で多くのユーザーがいるBybitならではの利点と言えるでしょう。
マスタートレーダーは成績維持のモチベーションが上がるし、フォロワーはその恩恵を利益の10%でお返しするというWIN-WINの関係になります。
上級者から取引のコツを学ぶことができる
フォロワーになると、トレード上級者であるマスタートレーダーらの取引を自動的にコピーし、リアルタイムで損益を確認することができます。
相場がどう動いているときに、どこでエントリーするのか、自分の損益にも影響する状況でリアルに見られるというのは最大の学びの機会にもなるでしょう。
マスタートレーダーはフォロワーの純利益から10%の報酬を得る
マスタートレーダーは、フォロワーの純利益の10％を報酬として獲得できます。
1週間で1万ドル以上のフォロワー収益を得る人もいるとのことです。
マスタートレーダーは収益機会が複数ある
自分のフォロワー（上限500人）が得た純収益の10％がマスタートレーダーの報酬として獲得できます。
また、毎週選ばれるトップマスタートレーダーに選ばれると最大2500USDTの報酬を得られます。
Bybitコピートレードのやり方（フォロワー）
フォロワーとしてBybitコピートレードの使い方を説明します。
Bybitコピートレードページにアクセスする
Bybitの管理画面からコピートレード管理画面にアクセスします。
マスタートレーダーをフォローする
マスタートレーダーの取引実績をチェックして好きなマスタートレーダーを選び「フォロー」をクリックします。
①②のタブを切り替えるとマスタートレーダーのパフォーマンスランキングが見やすくなります。
人気のトレーダーは満員になっていることもあり、人気の高さがうかがえます。
初めての利用時は「コピートレードの利用規約」に同意する画面が立ち上がります。
デリバティブアカウントからコピートレードアカウントに振替
「利用可能残高」の「振替」をクリックし、デリバティブアカウントからコピートレードアカウントにUSDTを振替しましょう。
コピートレード取引条件を設定する
自分のリスク許容度に応じて取引条件を設定します。
| フォロー契約 | マスタートレーダーが取引する銘柄について、条件を絞ることができます。例えばBTCUSDTのみ、にすればETHUSDT等の契約はコピーしません。 |
|---|---|
| レバレッジ | フォローコストで選択した証拠金USDTに対して、分離レバレッジをいくつに設定するか。 |
| フォローコスト | 自分がフォローするコピートレードにいくら証拠金（USDT）にするか。 |
| 利食/損切 | 損益率が〇%になったら強制的に利食い/損切りする値を設定できる。 |
収益を獲得する
選んだマスタートレーダーの取引を24時間コピーし、いつでも損益管理ができます。
純収益の10％はマスタートレーダーの報酬として差し引かれます。
「ご自身のコピートレード」から、コピートレードで得た利益やポジション履歴などを一覧で確認することができます。
Bybitマスタートレーダー応募方法と基準
マスタートレーダーとして応募する方法
こちらからマスタートレーダーとして登録してください。以下の項目に入力します。
- ユーザー名（後からの変更はできません）
- 紹介（誰かの紹介の場合は記入します）
- 携帯電話番号
- Telegram ID（連絡用にテレグラムが必要なようです）
- プロフィール写真（ランキング一覧に乗ります）
マスタートレーダーの応募基準
応募に必要な書類は以下の通りです。
- 過去1ヶ月間の暗号資産取引所（プラットフォーム不問）でのデリバティブ取引記録のスクリーンショット
- SNSアカウントのプロフィール、フォロワー数、暗号資産コミュニティの情報
- 過去1ヶ月間の個人の取引利益と実績のスクリーンショット
具体的なマスタートレーダーの選考基準は明示されていませんが、そこまで厳しくはないと思います。
承認には通常、3～5日かかるとのことです。
サブアカウントにある資金をメインアカウントに送金しておかないと、マスタートレーダーのアカウントが有効になりません。※収益率の不正を防ぐため
Bybitコピートレードのデメリット・注意点
全て成り行き注文になる
Bybitのコピートレードに限らず、BitCopyも全ての注文は成行注文となります。
マスタートレーダーが指値注文でトレードしていたとしても、フォロワーの注文は全て成り行き注文になるので、実際に、取引所に支払う取引手数料は数倍の差があることになります。
手数料込みで、勝率が高いのかどうかシビアにマスタートレーダーを選ぶ必要がありますし、マスター側はフォロワーが成行注文になることを考慮してポジションを取る配慮が必要になるかもしれませんね。
マイナスになるリスクもある
ステーキングなどの資産運用とは違い、コピートレードはデリバティブ取引の自動売買なので、普通にマイナスになる可能性があります。
もちろん上級トレーダーはマイナスにならないようにトレードをしますが、確実に増えていく保障はないので、そういういうリスクがあるものがと割り切ってコピートレードを使いましょう。
利回りの予測が難しい
マスタートレーダーのパフォーマンスに左右されるというコピートレードの特性上、将来どのくらい稼げるのか、という利回りの予測が難しいという特徴があります。
勝率には浮き沈みがあるので、勝ちやすい相場で乗るのか、長い目でフォローするのか、フォロワーにも戦略が求められます。
Bybitコピートレードは勝てない？評判を調査
ビットコピー始まって以来、ずっと1位をキープし続けているAlexをフォローしておいて、レバレッジ2倍で運用すれば安定的に収益が上がる( ･∀･)=b”
bitcopyがどうやって利益を出しているのか謎だけど、無料で上手いトレーダーの売買をコピーできるのは良いよね！https://t.co/EUoJYoLMQ4 pic.twitter.com/giDztAOqjL
— 爆益投資俱楽部 (@stockbeginner1) March 25, 2021
BybitコピートレードのQ＆A
スマホからBybitコピートレードは使える？
フォロワーとして、スマホからコピートレード機能を使ってみると、ブラウザ版のUIが表示されます。
つまりアプリに最適化されてはいないが使うことはできる、ということになります。
コピートレードはKYCなしで参加できる？
マスタートレーダーになるにはKYCが必要になるかもしれませんが、フォロワーとして利用するのはKYCは必要ありません。
コピートレードには費用（手数料）がかかる？
Bybitコピートレードでは、フォロワーにもマスタートレーダーにも費用はかかりません。
マスタートレーダーになると、フォロワーが獲得した純利益の10%を受け取ることができ、フォロワーになると、トップトレーダーの戦略に乗り利益を増やすことができます。
Bybitコピートレードのまとめ
Bybitのコピートレード機能のやり方を設定方法やメリットを解説しました。
またコピートレードは勝てないかどうか評判を調査しました。
Bybitコピートレードについて以下のポイントが分かったと思います。
- コピートレードは、上級トレーダーの戦略を自動でやってくれる
- マスタートレーダーとフォロワーはWIN-WINの関係
- リスクを限定して取引条件を設定できる
- コピートレードには費用が掛からない（成果報酬がある）
- フォロワーは全部成行注文になる
Bybitのコピートレードを使うには、KYCも必要なく、Bybitに口座を登録している方ならだれでも使うことができます。是非この機会に、投資方法の一つとして初めて見てはどうでしょう。
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