今回は、知る人ぞ知る匿名登録の海外優良取引所「Evolve Markets(エボルブ・マーケット)」をご紹介します。
Evolve Markets(イボルブ・マーケット)は、仮想通貨ビットコインFXをはじめ幅広い先物に特化している高評価の海外FX会社です。
Evolve Marketsにはじめて登録された方には、操作方法がわかりにくいかもしれないので、MT4/5のインストールから基本的な操作を、誰でもすぐにできるように当記事にまとめました。※大幅な仕様変更によりMT5を使わなくても取引所内でトレードできるようになりました。
- Evolve Marketsの特徴・メリット
- Evolve Marketsのデメリット
- Evolve Marketsの手数料と追証
- Evolve Marketsのレバレッジとスプレッド
- Evolve Marketsの登録方法
- Evolve Marketsの出金・入金方法
- Evolve Marketsのトレード画面(新しいUI)
- Evolve Marketsのトレード画面(従来のMT5)
- Evolve MarketsのMT5オーダー方法
- Evolve MarketsのMT5チャート使い方
- Evolve Marketsの評判
- Evolve MarketsのMT4口座は使い物にならない?
- Evolve Marketsのまとめ
Evolve Marketsの特徴・メリット
Evolve Marketsのメリット
- 登録・口座開設がすぐできる
- メールアドレスだけで作れる(身分証不要)
- スプレッドが狭い(現在は板取引)
- 入金・送金・証拠金はビットコインのみ
- 出金トラブルなし!
法人名 | Evolve Markets Ltd |
---|---|
設立年 | 2016年 |
所在国 | セントビンセント・グレナディーン(ライセンス SVG:IBC) |
取扱銘柄 | 仮想通貨銘柄はBTC・ETH・XRP・BCH・LTC・EOS・DASH・ZEC・XMR・XTZ |
入金通貨 | BTC(ビットコイン)・LTC(ライトコイン)のみ |
追証 | なし |
UI | MT4、MT5(スマホも対応)、板取引 |
取引形態 | NDD(A-book) |
単位 | 1lot=1BTC |
最小ロット | 0.01 lot |
最大レバレッジ | 最大500倍(仮想通貨は50倍) |
サポートデスク | 日本語未対応 |
メールアドレスだけで登録ができるので、すぐに始めることが可能です。
全て英語でのやり取りですが、問合せをすると直ぐに返事をくれ対応も早いです。Evolveの意味は「進化する」。
Evolve Marketsでは、仮想通貨のほか
- 外国為替FX(ドル・ユーロ・円など)
- 商品取引(金・貴金属・原油などコモディティ)
- CFD(株価指数・インデックスなど)
などのMT4/5では一般的な幅広い商品が取引できます。最近大幅な仕様変更により、MT4/5を使う様式ではなく取引所ないのUIでトレードすることができるようになりました。
注文方式は、Bybitと同じような透明性の高い板取引、商品先物や為替はNDD(ノン・ディーリング・デスク)方式で、トレーダーの注文は、提携先のインターバンク(銀行など)へ直接、発注されます。
取引所CryptoGTなどはDD方式といって注文を取引所で呑む販売所方式です。
Evolve Marketsのデメリット
土日は使えない
Evolve Marktesでの仮想通貨以外の取引は日本時間の月曜日 AM7:00~土曜日 AM6:45です。
つまり平日は24時間使えるが、週末の土日は使えません。(イギリスのグリニッジ標準時で日曜日PM10:00~金曜日PM9:45)
仮想通貨銘柄の取引手数料は若干高い
為替や商品先物に関しては取引手数料が無料であったりしてスキャルピングもしやすいのですが、仮想通貨ペアに関しては、取引手数料がポジションに対して0.075%かかります。
これによって、スプレッドは狭いのですが結果的に手数料分勝ちにくくはなっています。
仮想通貨以外の銘柄で勝ちやすい取引所と言えるかもしれません。
※日経先物の取引手数料も例外的に非常に高いです。
怪しい
言わずもがなですが、本人確認がないどころか、名前を入力する欄すらないので怪しさ満点です。評価は高いですが取引所の実態も不明です。
今のところFX上級者の人たちの話しを聞いてみても(勝ちまくっても)、出金できなかったとかチャートがおかしくなったとかは確認していないので、かなり優秀な運営をしていると思います。
ですが、海外のマイナーな取引所を使うにあたっては、万が一トラブルが起きても自己責任であることはご了承ください。デモ口座も作れるし少額で遊んでみるには十分楽しめますが、初心者向けではないです。
Evolve Marketsの手数料と追証
Evolve Marketsへの入金・出金手数料は無料です。注意点としては、仮想通貨の取引手数料はちょっと高いです。
仮想通貨 | 為替・商品先物 | |
---|---|---|
入出金手数料 | 無料 | 無料 |
取引手数料 | 0.075% | 無料(Pro口座は9pips/lot) |
ロスカット基準 | 維持率80% | 維持率80% |
追証 | なし | なし |
また、最低入金額は0.005 BTCに設定されています。
Evolve Marketsのレバレッジとスプレッド
レバレッジは仮想通貨だけ異なる
金や原油などの商品先物・ドル円やドルユーロなどの為替・インデックス先物などはレバレッジ最大500倍となっていますが、仮想通貨ペアのレバレッジは取引量により最大100倍~10倍となっています。
スプレッドはかなり狭い
これはMT5でスプレッドをスクショしたものです。スプレッドはBTC70円・LTC50円・ETH30円・XRP0.7円ほど。スプレッドが狭いことがわかります。CryptoGTより狭いです。
MT5になってからはLP契約先を増やし流動性確保し、BTCUSDは当初BitMEXだけだったのをfinexやbinance、多くの取引所に増やしサービスの拡充が計られています。
Evolve Marketsの登録方法
Evolve Markets公式サイトにアクセスしメールアドレス(フリーメールOK)を入力し「Create Account」をクリックします。
MT4かMT5か選択できますが、こだわりが特にない場合はMT5にしましょう。(公式でMT5が推奨されています。
パスワードを設定しましょう。
メールボックスに届いた確認メールのURLにアクセスしましょう。
この画面が表示されれば登録完了です。
Evolve Marketsの出金・入金方法
入金する
登録メール二通目からアクセス、もしくは公式サイトの「Account」→「Deposit」ページにアクセスすると、このような画面になります。
ここに記載されているビットコイン入金用アドレスに入金しましょう。
出金する
公式サイトの「Account」→「Withdraw」ページにアクセスすると、このような画面になります。出金フォームに記入し「Withdraw」ボタンをクリックしましょう。
Withdrawal Address | 送金先のBTCアドレスをコピペで記入しましょう。 |
---|---|
Amount(BTC) | 送金したいBTC数量を記入しましょう。 |
Password | 登録時に設定したパスワードを記入しましょう。 |
出金の注意事項
- 出金完了まで24時間かかる可能性があります。
- 最低出金可能額は0.005 BTC以上です。
- 出金にかかる手数料はかかりません(無料!)
Evolve Marketsのトレード画面(新しいUI)
新しい仕様では、以下のトレード画面に自動的に切り替わるようになったようです。基本的にTradingViewを転用したオーソドックスなUIとなっています。
豊富な銘柄を選択できる
右上の銘柄選択画面から、仮想通貨だけでなく多くの金融銘柄を選択することができます。
仮想通貨よりも為替やコモディティの方が手数料が安いのでおすすめです。
オーダーブックの板は厚め
取引所独自のポジション量なのか、どこか大手取引所の繋ぎなのか不明ですが、取引板は活発で板が厚いので、成行でも指値でも注文が通りやすいと思いました。
とくに癖もない使いやすい仕様です。
Evolve Marketsのトレード画面(従来のMT5)
従来のMT5を使ったEvolve Marketsトレード画面の使い方も載せておきます。いつまで有効な情報かわからないので。スマホトレードはMT4/5アプリを使うのがオススメです。
パソコンからトレード画面にログイン
MT5(MT4)のログイン情報が載っているのでパソコンは管理画面の上部メニュー「PLATFORM」→「WebTrader」からログインしましょう。
アカウント番号と先ほど決めたパスワードを入力してログインします。
初期設定では仮想通貨銘柄が表示されていないので追加しましょう。
銘柄名の上で右クリックすると、チャート画面の切り替えやオーダー、デプスチャートの表示などできます。トレード画面上部メニューからでもオーダーなどできます。
スマホからトレード画面にログイン
FXに特化したアプリなのでWebTraderよりこちらの方がお勧めです。
iOS(iphone)かアンドロイド端末の場合は、MTアプリをインストールしてログインしてみましょう。アプリストアで「MT5(MT4)」と検索すれば出てきます。
MT5アプリを例に説明します。アプリを開いて、メニュー「設定」から「新規口座」をクリックします。
既存口座にログインを選択し、evolveと検索し出てきたサーバーを選択します。
所定の箇所に、管理画面や確認メールに記載されているログインID番号と、自分が最初に決めたアカウントのログインパスワードを入力します。
銘柄追加は下部メニューの「設定」から行うことが出来ます。
慣れてくると、自分の好きなチャートをカスタマイズして、テクニカル分析ができるようになるので、エントリータイミングや利食いと損切の位置の目安にしたり、チャートのシナリオを立てやすくなります。
Evolve MarketsのMT5オーダー方法
MT5アプリで新規注文取引をするには、銘柄一覧からトレードしたい通貨ペアをクリック。
取引したいペアをタップし 「トレード」を選択します。
MT5アプリのオーダー画面使い方
「タイプ」で成行注文から指値注文などに変更できます。「価格」で価格を指示し、「発注」ボタンをタップします。ストップロスなど出すこともできます。
Evolve MarketsのMT5チャート使い方
MT4/5のチャート画面は初期設定はロウソク足のみ表示されています。分かりにくいスマホアプリの操作方法で説明します。
スマホインジケーターの追加
メニューバーから「チャート」を表示。
チャート上部にfアイコンがあるのでクリック。
「メインウィンドウ」からインジケーター追加します。
チャートにラインを線画
チャート上部に人形アイコンがあるのでクリック。「オブジェクト追加」からトレンドラインやフィボナッチなど線画ツールを選択できます。
チャート表示のカスタマイズ設定
メニューバーの「設定」→「チャート」を選択、チャート画面をカスタマイズできます。
- ローソク足/ラインチャート切り替え
- ティックボリュームの表示
- 買い気配値ラインの表示
Evolve Marketsの評判
Evolve MarketsはNDD、A-bookという形式の取引形態をとっている取引所で、日本にはない完全なインターバンクとの取次を行っています。
仮想通貨FX、為替FXの取引所の中でこれだけ透明性の高いトレードができるところはあまりありません。
数千万円の利益も問題なく引き出せている。
A-Bookブローカーは顧客との利益相反関係はないから、むしろ客が儲かった方が嬉しいわけだ。
メールアドレスだけで登録できて、本人確認書類を一切求められない。
そして、証拠金がビットコイン。とことん個人情報を排除している。
まともなECNに繋いでいて、スプレッドは狭いしリクオートもほぼ発生しない。
PoPで他のまともな業者との仲介をしつつBTC入金という独自メリットで顧客を集める、仕組みが分かりやすい業者は信頼できる。
といったFX上級者から評判がいいです。MT4/5が必須ですし初心者向けではないです。
Evolve MarketsのMT4口座は使い物にならない?
匿名登録なのに良心的な運営のEvolve Marketsですが、MT4口座には問題があるようです。
主にボンドルなど為替(Forex)ペア・商品先物で見られる現象のようですが、注文画面で成行注文を発注した時、見かけ上のスプレッドは狭いのですが、サーバーサイドで滑らせるVDPでも無く発注した瞬間にスプレッドが広がるタイプの不具合が発生します。
発注した瞬間スプレッド広げられてるのでMT4上ではただのスリッページということにされてしまってるということです。 これにさらに取引手数料もあるのでかなり不利なトレードを強いられることになります。
EvolveMarkets公式でもMT4ではなくMT5を、と推しているのでその通りMT5を使えば問題ありません。ご自分で確認していただければわかると思います。
なぜこのようにMT4とMT5のオーダー周りで違いがでているのかというと、EvolveMarkets運営がクリーンだとしても、大元のLPのブリッジで悪さをされるとフロントの方はどうしようもできない、というような原因が考えられます。
BTCUSDではForexペアのようなVDPは確認されませんでした。
つまり仮想通貨トレード目的で使うのであればMT4でも問題ないです。(取引手数料0.075%が許容できれば)
MT4のEAを使いたい方は別のブローカーを探すほうが無難でしょう。
Evolve Marketsのまとめ
知る人ぞ知る匿名登録の海外優良取引所「Evolve Markets(エボルブ・マーケット)」の登録方法からトレードをするまでのMT4/5の操作方法までご紹介しました。
仮想通貨トレードは0.075%の取引手数料が一律でかかるのであまりオススメはしませんが、為替や商品先物銘柄はスプレッドも低めで勝ちやすいので、ビットコインFXはBitMEX、為替・商品先物はEvolve Marketsという風に使い分けて私は使っています。