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パラボリック(Parabolic SAR)を使ってビットコイントレードする方法

パラボリック(Parabolic SAR)を使ってビットコインFXでトレード トレンド系指標
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今回はTradingViewで表示できる有名なインジケーター、パラボリックSAR(Parabolic SAR)について使い方を解説します。

仙人
仙人

点々がついていて蝶々の幼虫みたいな綺麗な模様のように見える、特徴的なインジケーターです。

パラボリックSARを使うと、売りや買いのタイミングをいち早く察知することが出来ます。

相場の中で突然発生する上昇トレンドや下降トレンドが切り替わるタイミングを見分けるのに役立つ放物線のインジケーターです。

他のインジケーターと組み合わせて使うことで真価を発揮します。是非この記事で使い方を理解してください。

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パラボリックSAR(Parabolic SAR)とは?

パラボリック(parabolic)は「放物線で」という意味で、
SARは「Stop And Reverse」の略です。

パラボリックSARとはトレンド追随型のテクニカル分析インジケーターで、ドテンロングorショートなど逆張りの指標として機能する指標です。

類似のインジケーターには、ボリンジャーバンド移動平均線が含まれます。

パラボリックSARで、上昇トレンドと下降トレンドの切替わりをいち早く察知し、売買をタイミングよく行うことを狙います。

ビットコインFXチャートにパラボリックSARを表示すると、ロウソク足の上か下にドットで描かれた模様のような放物線が表示されます。
SAR(ストップ・アンド・リバースの略)といわれているもので、チャートとクロスする点が売買ポイントと判断します。

上昇トレンド時は、ドットがローソクより下に出てきます。
下降トレンド時は反対に、ローソク足の上にドットが出ているのがわかると思います。

トレンドが発生したときにドットも一緒にチャートを沿う形で推移していきますが、
ローソク足とクロスするタイミングが訪れるので、その時にチャートがドットより上に行くのか、下にいくのか、でトレンド転換を見極め売買ポイントを探ります。

簡単!パラボリックSARの売買タイミングトレード法

パラボリックSARでビットコインFXトレードを行う場合、
上もしくは下からのチャートとドットの位置関係の切り替わりタイミングが、トレンド発生の開始のタイミングと読むことができます。

前述した通り、上昇トレンド時はドットがローソクより下に出てきます。
下降トレンド時は反対に、ローソク足の上にドットが出てきます。

ドットがローソク足とクロスしたとき(ぶつかったとき)に、今まで下にあったドットが上に移動します。

トレンド発生をいち早く察知することができるので、パラボリックSARがチャートの下に切り替わったらロング、パラボリックSARがチャートの上に切り替わったらショート、という風に売買することができます

パラボリックSARと相性がいいインジケーター

パラボリックSARと併用すると相性がいいインジケーターは、同じトレンド指標系でいうと移動平均線です。

その他多くのオシレーター系インジケーターと相性がいいといえます。
代表的なところだと、MACDRSIストキャスティクスあたりですね。

チャートにそれぞれのインジケーターを表示してみて、エントリーポイントが有効に機能していそうな組み合わせを相場に合わせて使い分けるのが王道のやり方です。

TradingViewでパラボリックSARを表示する方法

bybitのトレード画面に内蔵されているTradingViewを例に説明します。
表示されているチャートのグラフマーク「インジケーター」をクリックしましょう。

検索窓に「パラボリック」と入力するとパラボリックSARが出てきます。

パラボリックSARがチャートに表示されました。

ちなみにビットフライヤーでも、パラボリックSARがデフォルトで目立つところに設定があります。

パラボリックSARにチェックを入れると表示され、チェックを外すと非表示になります。

パラボリックSARの注意点

パラボリックSARの値を算出している要素の中にAF値という加速因数があり、
これは上昇トレンドも下降トレンドも永久に継続することはないという前提のもとに計算されています。

パラボリックの一番の欠点は、レンジや持ち合い相場の動きに弱いところです

利益を確保できる十分な値幅が得られない場合でも逆張りのシグナルが出てしまうことがあるので、ある程度トレンドがはっきりした時に参考にするインジケーターと言えるでしょう。

また、パラボリックSARは確実にトレンドが切り替わることを検知するインジケーターではなく、切り替わると仮定した位置に点を置くインジです。

パラボリックSARが反転したからと言って、必ずトレンドが変わるわけではなく、↓の画像のように反転した直後にまた反転するなんてこともあるので注意してください。
パラボリックSARの注意点

パラボリックSARのまとめ

TradingViewでパラボリックSAR(Parabolic SAR)を使ってビットコイントレードする方法、というテーマで記事を書いてみました。

パラボリックSARを使ったトレードは、買いでも売りでも大きなトレンドに乗り、大きく利益を出すというトレード戦略です。

パラボリックSARはレンジ相場ではなく、トレンドがはっきりしているときに機能するので、
以前紹介したRSIなどオシレーター系の指標と併用することで欠点を補い合うことができオススメです。

トレンド発生やトレンド転換をいち早く察知できるパラボリックSARは、初心者でも使いやすい簡単に判断できるテクニカルツールです。
ただ、ダマシもあるのですぐに損切り・撤退できるようにオーダーを出しましょう。

利用できるものは最大限利用してトレードの勝率を高めていきましょう!

TradingViewで他のテクニカルツールを使ったトレード方法もご紹介しています。

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