TradingViewの有料プラン(アップグレードプラン)の比較やメリットを解説します。
他人よりも有利に情報をとることができる(しかもほぼ全ての銘柄で!)というアドバンテージをこんな良心価格で利用できるTradingViewはまさにトレーダーに必須の仕事道具といっても過言ではないでしょう。
記事の後半では誰もができるTradingViewの有料プランを半額に割引する方法も解説したので読んでみてください。
TradingViewのここがスゴイ
ほぼすべての金融商品を網羅している
ビットコインなど主要取引所の全銘柄、海外の大手取引市場の全金融商品あらゆる銘柄でチャート分析ができます。
更に、OANDA(TradingViewの運営体)が独自に集計したチャートデータも閲覧することができます。(仮想通貨でいえば、BTCドミナンスやUSDT時価総額とか)
あらゆるインジケーターを使える
有名どころのインジケーターや指標だけではなく、誰も使ってなさそうなマニアックなものまで揃えてあります。自作インジケーターを公開している人もいるので数えきれない。
パソコン・スマホに対応している
パソコンで操作性が良いのは当然のこと、スマートフォンアプリでも変わらぬ操作性です。トレーダー必須アプリとなっています。
無料でも使える
有料プランが充実しているトレビューですが、無料でも使うことができるのが投資を始めたばかりの方には嬉しいですね。
広告のウザさとインジ3つ縛りを我慢すればそれなりに使える。
TradingViewの有料プランを比較
TradingViewには以下4つの契約プランが用意されています。
- BASIC(無料)
- PRO
- PRO+
- PREMIUM
機能/プラン | BASIC | PRO | PRO+ | PREMIUM |
---|---|---|---|---|
広告の表示 | 有 | 無 | 無 | 無 |
タブ毎のチャート数 | 1 | 2 | 4 | 8 |
保存可能なチャート数 | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
チャート毎のインジ表示数 | 3 | 5 | 10 | 25 |
アラート設定数 | 1 | 10 | 30 | 200 |
同時接続数 | 1 | 1 | 2 | 5 |
顧客サポート | × | 通常 | 優先 | 最優先 |
カスタム時間足 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
イントラデイ、練行足、カギ足、ラインブレイク、ポイント&フィギュア | × | × | 〇 | 〇 |
カスタムレンジバー | × | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタム時間足 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタム計算式による日中チャート | × | × | 〇 | 〇 |
出来高プロファイル指標 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
スクリーナーの自動更新 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
スクリーナーの時間足 | 日週月 | 〇 | 〇 | 〇 |
高速データ更新 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
追加のリアルタイムデータ | × | 〇 | 〇 | 〇 |
時間外取引 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
2倍の量のチャートデータ | × | 〇 | 〇 | 〇 |
専用バックアップ回線 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
チャートをカスタマイズする(SNS) | × | × | 〇 | 〇 |
TradingView独自番組の閲覧 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
TradingViewの有料プラン料金
TradingViewのアップグレードプランは月額と年額で料金が違います。上位プランになるほど当然いい値段になってきますが、半額にする方法を後述します。
料金プラン | BASIC | PRO | PRO+ | PREMIUM |
---|---|---|---|---|
月次 | 無料 | 14.95ドル (約1,674円) |
29.95ドル (約3,354円) |
59.95ドル (約6,714円) |
1年プラン月当り 【16%割引】 |
無料 | 12.95ドル (約1450円) |
25.95ドル (約2,906円) |
49.95ドル (約5,594円) |
1年プラン総額 | 無料 | 155.4ドル (約17,404円) |
311.4ドル (約34,876円) |
599.4ドル (約67,132円) |
※ドル円レートにより料金は変動
有料プランで使える便利機能ピックアップ
チャート分割複数表示
マルチタイムフレーム分析(MTF)や複数銘柄分析用最大8銘柄を1ウィンドウ内で表示可能。
時間足が一括変更になる「シンボル同期」機能や、ラインを他時間足へ同期する「描画同期」なども。
同時にアクセス可能なデバイス数
TradingViewはブラウザベースなのでパソコンとスマホで設定内容を同期できますが、
無料プランの場合、下記メッセージが表示され同時操作ができなくなります。(操作できないこともないが面倒)
パソコンでもスマホでも設定データを同期して使いたい人は有料版を。PRO+は2台、PREMIUMは5台まで可能になります。
アラート登録
このラインを上抜けたら、クロスしたらアラートを出すなどかなり細かく設定でき、クラウドデータなので閉じていても機能するのがメリット。(PREMIUMなら無制限に使えるが下位プランは制限アリ)
Webhookを使った自動売買BOTを使うのにかなり使える。
チャート毎のインジケータ表示数
無料プランでは3つまで表示できるが、移動平均線3本表示したら使い切ってしまう。すぐ足りなくなる。PROなら5つ、PRO+なら10までいける。
チャートレイアウト保存
インジケータの設定や銘柄の表示位置・描画したラインなどをまとめて「レイアウト」として保存して1クリックで読みこむことができる。地味に便利。
ウォッチリスト
チェックしたい銘柄をジャンル毎に分けておくと便利。例えば「仮想通貨」と「株価」のリストを作っておけばすぐに切り替えられる。有料プランではタグの色が変えられる。
動画で有料機能についても解説しています
Youtube動画にて、出来高プロファイルやウォッチリストの使いやすい小技など動画でも解説しています。
私がTradingView有料版に切り替えた理由
以下の理由により私は投資を始めた初期からTradingView有料プランを使い続けている。
広告が地味に邪魔
何度もアクセスしていると、毎回左下の広告ポップアップが出てくるのが非常に邪魔になってきた。
表示できるインジケーター数を増やしたかった
無料のBASICでも3つまで同時に指標を使うことができますが、移動平均線は複数表示するのが基本だし、チャートを比較とかしたいときに3つだけでは分析方法が限られてします。
2つ以上のチャートを画面に表示したかった
複数の時間軸でみるマルチタイム分析、または複数銘柄分析、例えばビットコイン・イーサリアム、そしてゴールド(金価格)が連動している動きをしている相場を見たりするのに便利。ただしこの機能はGoogle Chrome複数表示で対応できるので優先度低め。
自動売買のアラートを増やしたかった
TradingViewのWebhookを使った自動売買シグナルを設定することは無料プランでもできるが、一つしか設定できない。売買シグナルということはSellとBuy最低でも2つのアラートを設定しないといけない。よってPRO(アラート10まで可)以上にアップグレード必須となる。
出来高プロファイルが使いたかった
有料プラン(PRO以上)で使うことができる出高プロファイルなどを、ツイッターでドやることができる。
トレードスタイルで最適な有料プランは変わる
最適なTradingViewのグレードアッププランを考えましょう。
お試しならPRO
無料プランで邪魔だった広告を消したい、インジケーターを3つ以上5つ未満でいいから同時表示させたい、という最低限の機能を求めるならば最も低料金の有料プランであるPROをオススメします。
もっと高機能がいいと思ったらアップグレードすればだけですからね。
本格的に使っていきたいならPRO+
最も料金と機能のバランスがとれているプランです。
インジ同時表示数5→10、アラート設定可能数10→30の増加が嬉しい。一般的な裁量トレード・BOT稼働をするならほとんど不自由を感じないはずです。
ビジネスでも使うならPREMIUM
自作のインジケーターやストラテジーを販売したい、テスト用も含めて複数のBOTを稼働させたいなどのニーズがある場合は、アラート有効期限無制限、自作インジの限定公開機能もあるPREMIUMにすることをオススメします。
TradingViewの有料プランを半額割引で使う方法
まずは「無料お試し」を利用する
まだTradingViewの有料プランを購入していない方は、まずは「無料お試し」を使うことが間違いなくお得です。最初の30日間はお試し期間として無料なので利用しない手はないです。(ただしクレカの登録は必要)
このお試し期間では、TradingViewで利用できるすべての機能とツールを使うことができます。つまり最上位プラン「PREMIUM」が使えます。
TradingViewに割引クーポンはない
TradingViewに割引クーポンはないが、やり方によって常に割引価格を受けることができます。
解約しようとすると引き留められる
解約しようとすると引き留められ、正規料金の半額を提示され「まだ行かないで下さい!これならどうだい?」と市場の値引き交渉さながらに食らいついてくる。
この方法のすごいところは、既に定期購入をしている人も新規購入(無料お試し)の人も対象ということだ。もはや正攻法である。
無料お試し30日の期日切れまで待つ
無料お試しで30日の期日まで待つことで、TradingViewの方から段階的に25%から始まり、最終的に半額提示を勝手にしてきます。待つのも相場ですね。
ブラックフライデー&サイバーマンデーセールまで待つ
実は最も割引率が高くお得な方法です。
ブラックフライデー、つまりサンクスギビングデー:感謝祭(11月の第4木曜日)翌日金曜日は、アメリカで伝統的なクリスマス商戦セールの開始日です。そしてサイバーマンデーは感謝祭の次の月曜日を指します。Amazonでもセールやっていますよね。
ブラックフライデーセールとサイバーマンデーセールは連続で開催され、だいたい一週間くらいTradingViewでもセールを開催しています。
ブラックフライデーセールを活用するとPROは40%、PRO+は50%、PREMIUMは60%オフでTradingView有料年間プランを利用することができ、さらに一カ月の無料期間がおまけで付きます。最上位プランに関しては半額どころか60%オフです。
スゴイのは新規購入だけでなく、既に定期購入済の人でも利用可能日数を追加して期間を延長することができる点です。
TradingViewの有料プランまとめ
TradingView(トレーディングビュー)の有料プラン比較と半額割引する方法を解説しました。TradingViewの有料プラン比較一覧表をもう一度見たい方はこちら
TradingViewはメインに使わないという人は無料プランでもいいとは思いますが、TradingViewの使いやすさに価値を感じた人は、まずはPROプラン、できればPRO+を使ってみることをオススメします。
購入方法は正規の値段ではなく、解約を仄めかせて安く値切る、ブラックフライデーセールで年間契約をお得に購入することもお忘れなく!
TradingViewを使いこなせば、人より一歩先の情報を取ることができます。心からおすすめです。
コメント欄
ビットコインのクジラの動きをTradingViewで確認する事は可能でしょうか。
又可能でしたらビットコインのクジラの動きを最短で何分足で閲覧することが可能でしょうか。
残念ながらTradingViewでクジラの動きを定量的にみるインジケーターはあまりないように思います。
ですが、いくつかの有用なデータを提供しているものがあります。
投資家向けの実用的なビットコインオンチェーンデータ、チャート、アラート
Twitter cryptoquant_com
HP cryptoquant.com
色々わかったら記事にしてみようかと思います^^
Proプランを新規で契約しようと思っています。
その場合サイバーマンマンデーで40%オフで契約するより、通常申し込みキャンセルで50%オフにした方がオススメですか??
通常申し込みキャンセルで50%オフの方が割引率がいい場合は、その方がいいでしょう。
ブラックフライデーの60%が確認した中では最大だと思います。
お世話になります。教えてください。先日トレーディングビューのPro1ヶ月無料体験を行いました。そして無料期限の切れる前日にPro有料の登録申請の手続きしたのですが私がPC操作を誤り、キャンセルとしてしまいました。再度、申請したいのですが一度、キャンセルしてしまうと有料会員にはなれないのでしょうか?割引料金で再申請できればと思っております。よろしくお願いします。
試したことがないのですが、もう一度無料体験プランを申請すれば、同じように割引案内が来るのではないでしょうか。もし同じメールアドレスで出来ないのであれば別のアドレスを使うか、ブラックフライデーなどのセールを待ちましょう。
いつも貴重な解説をありがとうございます。
TradingViewのPREMIUMお試しを申し込んだその日に他のプランとの実際の比較が必要と思い、当日にお試しをキャンセルして無料版に切り替えました。
ソコソコの使い勝手にメリットを感じ、改めて有料上級版にグレードアップ切り替えをしようとしたところ、2か月サービスの通常料金のみで大きな割引・再度のお試し申請は受付してない様子でした。(お試しキャンセル理由は値段が高いを選択しなかった)
現状ではこれ以上の優遇は見込めないでしょうか。
参考意見あればよろしくお願いいたします。
解決しました。
と言うより、やむなく下級有料プラン1か月を申し込んだところ
その日のうちに50%引きで上級プラングレードアップお勧め案内が提示されましたので上級プランで年契約に変更致しました。
なるほど!解決したようでなによりです。