GMOコインは、2年連続で「オリコン顧客満足度No.1」を獲得した国内で人気の仮想通貨(暗号資産)取引所です。
オリコンの評価項目の1つである「取引のしやすさ」においても高評価を得ていますが、初心者の方は使い方に迷う部分もあるかと思います。
そこで本記事では、
- 日本円の入金方法
- 仮想通貨の買い方・売り方(取引所、販売所、アプリ)
- 仮想通貨の入金・送金方法
- GMOコインのアプリ「暗号資産ウォレット」の使い方
以上について、実際の画像を使いながらわかりやすく解説します。
本記事を参考に、GMOコインで取引にチャレンジしてみてください。
すぐに使い方を知りたい方は「GMOコインで日本円を入金する」もしくは「GMOコイン取引所の使い方」へどうぞ。
GMOコインの特徴
GMOコインは「GMOインターネットグループ(東証プライム上場9449)」が運営する大手仮想通貨取引所です。
他の国内取引所と比較して特筆すべきポイントは、
- 日本円の入出金手数料が無料
- 仮想通貨の送金手数料が完全無料
- 「取引所」の取り扱い銘柄が豊富
- 取引所の現物取引にマイナス手数料を導入
これらがあげられます。
「取引所」で売買できる銘柄はなんと21種類で、販売所の19種類よりも多いのが特徴。全部で22種類の銘柄を取り扱っており、国内最大級の通貨数です。
「日本円の入出金手数料」や「仮想通貨の送金手数料」が無料なので、余計な出費を気にせず利用できるのも嬉しいポイントですね。
名称 | GMOコイン株式会社 (GMO Coin, Inc.) |
---|---|
本社 | 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS) |
設立 | 2016年10月 |
資本金 | 37.58億円(準備金含む) |
事業内容 | 暗号資産取引、つみたて暗号資産、ステーキング |
取引形式 | 取引所(現物取引、レバレッジ取引)、販売所、暗号資産FX |
取り扱い銘柄数 | 22種類 |
レバレッジ | 最大2倍 |
アプリ対応 | あり(iOS、Android) |
GMOコインの取り扱い銘柄
GMOコインの取り扱い銘柄数の詳細は以下の内容です。(2022年9月時点)
- 取引所・・・21銘柄(レバレッジ取引は5銘柄)
- 販売所・・・19銘柄
- 暗号資産FX・・・10銘柄
わかりやすいように表にまとめましたので、参考にしてください。
銘柄 | 取引所 | 販売所 | 暗号資産 FX |
---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 〇※ | 〇 | 〇 |
イーサリアム(ETH) | 〇※ | 〇 | 〇 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 〇※ | 〇 | 〇 |
ライトコイン(LTC) | 〇※ | 〇 | 〇 |
リップル(XRP) | 〇※ | 〇 | 〇 |
ネム(XEM) | 〇 | 〇 | 〇 |
ステラルーメン(XLM) | 〇 | 〇 | 〇 |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 〇 | 〇 | 〇 |
オーエムジー(OMG) | 〇 | 〇 | 〇 |
テゾス(XTZ) | 〇 | 〇 | 〇 |
クアンタム(QTUM) | 〇 | 〇 | × |
エンジンコイン(ENJ) | 〇 | 〇 | × |
ポルカドット(DOT) | 〇 | 〇 | × |
コスモス(ATOM) | 〇 | 〇 | × |
シンボル(XYM) | 〇 | × | × |
モナコイン(MONA) | 〇 | × | × |
カルダノ(ADA) | 〇 | 〇 | × |
メイカー(MKR) | 〇 | 〇 | × |
ダイ(DAI) | 〇 | 〇 | × |
チェーンリンク(LINK) | 〇 | 〇 | × |
FCRコイン(FCR) | 〇 | × | × |
ドージコイン(DOGE) | × | 〇 | × |
(※)は取引所のレバレッジ取引に対応している銘柄
取引所の銘柄が豊富なので、初心者のみならず中・上級者になっても継続して利用しやすい取引所だといえますね。
GMOコインの各種手数料
GMOコインを利用するにあたって必要となる手数料をまとめました。
取引所(現物取引)の手数料
現物取引の手数料は銘柄により異なります。
BTC、ETH、XRP、DAI | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
---|---|
上記以外の通貨 | Maker:-0.03% Taker:0.09% |
GMOコインでは、現物取引のMaker注文に対して「マイナス手数料」が導入されています。
マイナス手数料とは
取引が成立した際にこちらが手数料を支払うのではなく、約定金額に応じた日本円がもらえる仕組みです。
例えば、BTCを3万円の約定金額で取引した場合、3万円×0.01%=3円を受け取ることができます。
市場に流動性をもたらしたことに対する対価のような位置づけです。
MakerとTakerとは
Makerとは「注文板に並んでいない新しい価格で「売り/買い」の注文を出した人」のことです。自分の注文が板に並んだのち約定(取引成立)するとMakerとなり、マイナス手数料を受け取ることができます。
Takerとは「注文板に既に並んでいる価格を持っていく(Takeする)人」です。注文板に提示されている価格で注文し、約定するとTakerとなります。手数料を支払う側です。
成行注文の場合も、注文板上にあるその時点での価格で約定するためTakerとなります。
取引所(レバレッジ取引)の手数料
取引所のレバレッジ取引にかかる手数料は以下の通りです。
取引手数料 | 無料 |
---|---|
ロスカット手数料 | 建玉ごとに0.5% |
レバレッジ手数料 | 建玉ごとに0.04% / 日 |
追加証拠金が解消されないことに伴う強制決済手数料 | 建玉ごとに0.5% |
※レバレッジ取引手数料の詳細は公式ホームページを参照してください
ロスカットや建玉(たてぎょく)に関してすぐに知りたい方は、当サイトの用語解説をご覧ください。(下の方にスクロールすると確認できます)
販売所の手数料
販売所では、売却価格(Bid)と購入価格(Ask)の差額であるスプレッド(実質手数料)がかかります。
詳しくは「GMOコインの取引形式は3種類」で解説します。
日本円・仮想通貨の入出金手数料
入出金に関する手数料はこちらです。
日本円の入金 |
|
---|---|
日本円の出金 | 無料 ※20,000,001円/回以上の大口出金は400円 |
仮想通貨入金 | 無料(ネットワーク手数料は利用者負担) |
仮想通貨送金 | 無料 |
GMOコインの取引形式は3種類
GMOコインでは3種類の取引形式で仮想通貨の売買ができます。
- 取引所(現物取引、レバレッジ取引)
- 販売所
- 暗号資産FX
1つずつ解説します。
取引所(現物取引、レバレッジ取引)
取引所は、GMOコインのユーザー同士で仮想通貨を売買する場所です。
仮想通貨を「売りたい人」と「買いたい人」で希望価格がマッチすると取引が成立するので、販売所のようにスプレッドは生じません。
そのかわり、自分の都合のよいタイミングや希望する価格で取引できないこともあります。
取引所では、現物取引とレバレッジ取引が行えます。
現物取引 | 仮想通貨を実際に購入したり、保有している仮想通貨を売却する方法 ※保有する資産の範囲内で取引を行うこと |
---|---|
レバレッジ 取引 |
口座に預けた証拠金を担保に、実際に預けたお金の何倍もの金額で取引できる方法 ※GMOコインのレバレッジは最大2倍 |
取引所の注文方法は「指値」「逆指値」「成行」の3種類から選択できます。
指値注文 | 自分で価格を指定して注文する方法 ※現在値から見て「○○円まで下がったら買い」「○○円まで上がったら売り」と注文する方法 |
---|---|
逆指値注文 | 指値注文の反対 ※現在値から見て「○○円まで上がったら買い」「○○円まで下がったら売り」と注文する方法 |
成行注文 | 価格を指定せず、その時点の1番有利なレートで注文する方法 ※すぐに売買できる反面、相場の急激な変動により思わぬ価格で約定となる可能性もある |
販売所
GMOコインとユーザー間で仮想通貨の取引を行う場所です。
売却価格(Bid)と購入価格(Ask)の差額である「スプレッド(実質仲介手数料)」がかかるため、購入した瞬間に含み損になってしまいます。
スプレッドの範囲は数%~数十%と、時間や市況により変動しています。
GMOコインに限らず仮想通貨取引所の販売所では必ずかかるので、知らないまま取引を続けてしまうと損をします。
一方で、販売所にはメリットもあります。
- 簡単に注文できる
- 自分の都合のよい時に、希望する価格で確実に購入できる
- 少額から仮想通貨を購入できる(ビットコインの場合約30円前後~)
初心者にとってはありがたい内容ですが、長期的には手数料が安くすむ「取引所」の利用を推奨します。
暗号資産FX
GMOコインとユーザーの間で、仮想通貨をもちいた証拠金取引を行う場所です。
取引所のレバレッジ取引と同様に、最大2倍のレバレッジをかけることができます。
FXについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
GMOコインで口座開設する
GMOコインで仮想通貨を売買するには、アカウント登録と口座開設が必要です。
万が一まだ口座開設していない人は、公式ホームページから手続きを行いましょう。
「かんたん本人確認」を利用すれば土日祝日でも最短10分で審査が完了し、当日から取引できます。
画面の指示に従って手続きを進めましょう。
GMOコインで日本円を入金する方法
GMOコインで口座開設すると「GMOあおぞらネット銀行」と「楽天銀行」の2つの銀行で自分専用口座が作成されます。
どちらかの口座に振込みを行うと、GMOコインに反映される仕組みです。
日本円の入金方法は以下の2種類です。
- 即時入金
- 振込入金
それぞれの手順を解説します。
即時入金の手順
即時入金は、GMOコインが指定する「インターネットバンキング」から24時間365日手続きができるシステムです。
入金するとすぐにGMOコインの口座に反映されるため、スムーズな取引へとつながります。
指定銀行はこちらです。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行※
- 三井住友銀行※
- みずほ銀行※
- りそな銀行※
- 埼玉りそな銀行(Pay-esy)※
上記銀行からの即時入金は手数料無料で行えます。
他の取引所に比べて銀行の選択肢が多いのはありがたいですね。
- 毎月第3日曜日0:00~6:00の間は、提携収納機関のメンテナンスあり。
- ※6~10の銀行から即時入金を利用した場合は、入金相当額の仮想通貨の送付が7日間制限されます。
今回は、住信SBIネット銀行を利用した場合の手順を紹介します。
1.GMOコインにログインし、「入出金」の「日本円」をクリックします。
2.即時入金をクリックし、金融機関を選択します。
3.1,000円以上の入金額を入力し「入金開始」をクリックしましょう。
「住信SBIネット銀行のウェブサイトへ進む」という画面が表示されます。
クリックすると住信SBIネット銀行のログイン画面に移りますので、指示に従って入金手続きを進めてください。
このように、即時入金手続きは利用する銀行のサイト(外部)より行います。やり方がわからない場合は、利用先の銀行に問い合わせましょう。
4.入金状況は「取引履歴」から確認できます。
振込入金の手順
振込入金は、各種金融機関の窓口やATM、インターネットバンキングから振込む方法です。
振込手数料は利用する銀行によって異なりますので、各自確認してください。
モアタイムシステムに加入している銀行からであれば、24時間365日手続きが可能です。
入金はすぐにGMOコインの口座に反映されます。
それ以外の銀行を利用する場合は、翌営業日以降の反映となります。
手順は以下の通りです。
1.GMOコインにログインし、①入出金の「日本円」をクリックします。
②「振込入金」を選択すると、自分専用の2つの口座情報が表示されます。各種金融機関から、どちらかの口座に振込手続きを行いましょう。
コピーボタンから口座番号や振込先の名義のコピーも可能です。
GMOコイン取引所の使い方(現物取引)
日本円の入金が完了したら、さっそく仮想通貨を売買してみましょう。
まずは「取引所」の利用方法を解説します。
取引所の現物取引では、ビットコイン(BTC)の場合、最小0.0001BTC(2022年9月時点で280円前後)から取引可能です。
初心者でもすぐに慣れて難なく注文できるようになりますので、以下の手順を見ながら挑戦してみてください。
買い方、売り方、それぞれ見ていきます。
仮想通貨の買い方
ここでは、自分で価格を指定する「指値注文」の購入手順を紹介します。
1.GMOコインにログインします。
①メニューの「取引所 現物取引」をクリック。
②買いたい通貨を選択します。
③「指値」を選択。
④売買区分は「買」を選択しましょう。
⑤取引数量を入力します。
⑥注文タイプは「指値」を選択。
(※1)指値注文のみ、オプションとしてPost-Only、FAS(指定なし)・FOK・FAKの選択ができます。特に選択しなくても注文できますので、そのまま進んでもOKです。
⑦注文レートを入力してください。(左側にある注文板をクリックすると自動反映されます)
⑧すべて入力したら「確認画面へ」をクリックします。
2.注文内容を確認し「確定」をクリックすれば注文完了です。
「閉じる」をクリックして注文一覧から注文状況を確認しましょう。
3.注文一覧には、約定前(取引成立前)の有効注文が表示されます。注文が成立するのを待ちましょう。
約定前であれば「変更」や「取消」ボタンから変更やキャンセルが可能です。
「取消」ボタンをクリックすると、以下の流れでキャンセルできます。
4.約定した注文は「取引履歴」から確認できます。
注文板の見方
青色の数字が仮想通貨を売りたい人たちが提示している「売り値」の一覧です。中央にいくほど価格が小さくなります。
下段の赤色の数字は仮想通貨を買いたい人たちが提示している「買い値」一覧です。中央にいくほど価格が大きくなります。
「売り数量」「買い数量」からは、その価格でどれくらい注文が入っているか確認可能です。
Post-Only、FAS、FOK、FAKとは
「Post-Only」は、Maker手数料を確実に受け取りたい場合にチェックします。Makerとなる注文のみ約定され、Takerとなる注文は自動的に取消になります。
- FAS(Fill and Store)注文が一部約定後に未執行数量が残った場合、その残数量を有効とする条件
- FOK(Fill or Kill)注文の全数量が直ちに約定しない場合、その全数量を失効とする条件
- FAK(Fill and Kill)注文が一部約定後に未執行数量が残った場合、その残数量を失効とする条件
仮想通貨の売り方
基本的な手順は仮想通貨の買い方と同じです。
1.GMOコインにログインします。
①メニューの「取引所 現物取引」をクリック。
②売りたい通貨を選択します。
③「成行」か「指値」か選びます。今回は「指値」を選択します。
④売買区分の「売」をクリックします。
⑤取引数量を入力します。
⑥注文タイプを「指値」「逆指値」から選択します。今回は「指値」を選択しています。
(※1)指値注文のみ、オプションとしてPost-Only、FAS(指定なし)、FOK・FAKの選択ができます。特に選択しなくても注文できますのでそのまま進んでOKです。
⑦レートを入力します。(注文板をクリックすると自動反映されます)
⑧「確認画面へ」をクリック。
2.注文内容を確認し「確定」をクリックしましょう。これで売り注文は完了です。
「閉じる」をクリックして注文一覧を確認してください。
3.注文一覧には、約定前の有効注文が表示されます。取引が成立するのを待ちましょう。
約定前であれば「変更」や「取消」ボタンから変更やキャンセルが可能です。
4.約定した注文は「取引履歴」に表示されます。
GMOコイン取引所の使い方(レバレッジ取引)
レバレッジ取引(証拠金取引)は、将来の値上がり・値下がりを見込んで「買い」または「売り」注文を行うことで「建玉(たてぎょく)」を保有します。
「建玉」とは、約定後に売買されずに残っている未決済の契約を指します。
建玉を決済することで損益が確定し、価格変動の差額分だけ日本円で受け取る仕組みです。
初心者の方は、現物取引に慣れて仕組みやリスクをよく理解してから挑戦するのをおすすめします。
レバレッジ取引の新規注文方法(買い方)は以下の手順です。
1.GMOコインにログインします。
①取引所の「レバレッジ取引」をクリック。
②買いたい通貨ペアを選択します。
③「成行」「指値」どちらかを選択します。今回は「指値」を例に進めます。
④売買区分は「買」を選択。
⑤取引数量を入力しましょう。BTCは0.01 BTC(2022年9月のレートで28,000円前後)から取引可能です。
⑥「指値」「逆指値」どちらか選びます。ここでは「指値」を選択しています。
(※1)指値注文のみ、オプションとしてPost-Only、FAS(指定なし)、FOK・FAKの選択ができます。選択しなくても注文は可能です。
⑦レートを入力してください。(注文板をクリックすると自動反映されます)
⑧ロスカットレート「自動」か「指定」を選択します。
※「指定」にすると拘束される必要証拠金が増加します
「自動」の場合、GMOコインのレバレッジ取引(取引所)では、証拠金維持率が30%を下回った場合に発動されます。
⑨「確認画面へ」をクリックします。
2.注文内容を確認し「確定」をクリックすれば注文完了です。「閉じる」をクリック。
3.約定前の有効注文であれば、注文一覧から変更や取消が可能です。
4.約定した注文は「取引履歴」に表示されます。
5.相場状況を見て「建玉一覧」から決済を行います。
なお、Webブラウザではレバレッジ取引専用の高機能ツール「WebTrader」の利用もできます。
高性能チャート「TradingView」を採用しており、自分好みにカスタマイズも可能です。中・上級者にステップアップした際に活用していきましょう。
GMOコイン販売所の使い方
販売所で仮想通貨を売買する手順は以下の通りです。
1.GMOコインにログインします。
①「販売所」をクリック。
②買いたい(もしくは売りたい)通貨を選択します。
③「金額指定(円)」もしくは「数量指定(BTC)」から選択します。今回は「金額指定(円)」を選びました。
④希望する日本円の金額を入力し、⑤「購入」または「売却」をクリックしましょう。
2.注文内容を確認し「確定」をクリックすれば取引完了です。「閉じる」をクリック。
3.「取引履歴」から内容を確認できます。
GMOコインで仮想通貨を入金・送金する方法
ここからは、仮想通貨の入金・送金方法について解説します。
仮想通貨の入金(預入)とは、他の仮想通貨取引所や個人のウォレットからGMOコインの口座に入金することです。
送金(送付)は、GMOコインから他の取引所や個人のウォレットに仮想通貨を送付することを指します。
それぞれの手順を紹介します。
仮想通貨を入金(預入)する手順
仮想通貨の入金の手順は以下の通りです。
1.GMOコインにログインし「入出金」の「暗号資産」をクリック。
2.受け取りたい通貨を選択します。
3.「預入用○○(通貨名)アドレスの作成」をクリック。
※プルダウンから通貨の変更も可能です。
4.QRコードと通貨のアドレスが表示されます。どちらかを利用して他の取引所もしくはウォレットからGMOコインに送金手続きを行ってください。
5.預入の履歴は「取引履歴」から確認できます。
6.預け入れが完了すると、GMOコイントップ画面にある「保有する暗号資産」にも反映されます。
仮想通貨を送金(送付)する手順
仮想通貨の送金手続きは以下の流れで行います。
- 送金先のアドレスを登録する
- 送金手続きを行う
順番に解説します。
1.送金先のアドレスを登録する
1.GMOコインにログインし、「入出金」の「暗号資産」をクリックして送付したい通貨を選択します。
2.「送付」をクリックし「新しいアドレスを追加する」をクリックしましょう。
3.宛先の登録画面に移ります。送付先、送付先ウォレット、受取人をそれぞれ選択します。
4.内容を確認し「宛先情報の登録画面へ」をクリック。
5.「宛先名称(任意の名称)」、「通貨のアドレス」を入力し、「送付先の名称」をプルダウンから選択します。
「受取人氏名」をローマ字で入力し「確認画面へ」をクリックしましょう。
6.内容に間違いがなければ、チェックボックスをすべてチェックして「登録する」をクリックします。
登録メールアドレス宛に手続き用のメールが送信されます。「閉じる」をクリックしましょう。
7.メールが届いたら、本文のURLをクリックします。
8.宛先情報の内容を確認して「認証を完了する」をクリックすれば宛先の登録手続きは完了です。
続いて表示される画面の「ログイン画面へ」をクリックし、再度GMOコインアカウントにログインしましょう。
2.送金手続きを行う
1.アカウントにログイン後、「入出金」の「暗号資産」をクリックし、先ほど宛先登録した通貨(送付したい通貨)を選択します。
2.「送付」を選択し、登録済の宛先リストをクリックします。
3.宛先情報を確認し、チェックボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
4.①「送付金額」を入力し、②「SMSで2段階認証コードを受け取る」をクリックします。
登録した電話番号に6桁のコードが届きますので、③に入力しましょう。
④チェックボックスにチェックを入れて、⑤「確認画面へ」をクリック。
5.送付内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れたら「実行」をクリックしましょう。
これで送付の申込みは完了です。「閉じる」をクリックします。
6.送付履歴は「取引履歴」から確認できます。完了すると「受付」から「完了」にステータスが変わります。
GMOコインのアプリ「暗号資産ウォレット」の使い方
最後に、GMOコインのアプリの使い方について解説します。
Webブラウザと同じように、取引所、販売所、暗号資産FXでの取引や、日本円の入出金、仮想通貨の入金・送金などが可能です。
アプリを使えば場所や時間を選ばずに取引や手続きができるので、ダウンロードしておくと便利に使えます。
アプリのトップ画面の見方
トップ画面はアイコンが表示されていてわかりやすく、迷わずに使えます。
日本円の入金や仮想通貨の入出金の流れはWebブラウザとほぼ同じです。
ここでは、取引所、販売所で仮想通貨を売買する手順を紹介します。
取引所で売買を行う手順(現物取引)
取引所の現物取引では、ビットコイン(BTC)の場合、注文単位数は最小0.0001BTC(2022年9月時点で280円前後)から可能です。
以下の手順にそって注文してみましょう。
1.アプリを開き、右下のメニューをタップします。
続いて表示される画面の「取引所 現物」をタップし、買いたい(もしくは売りたい)通貨を選択してください。
2.注文板が表示されます。希望する価格をタップすると、レートが反映された注文画面へ移ります。
※「注文」ボタンからでもOKです。その場合は現時点のレートが反映されます。
注文板の見方は以下を参考にしてください。
3.注文画面に移ります。
①「成行」「指値/逆指値」どちらかを選択しましょう。今回は「指値」を選んでいます。
②売買区分を選択します。売りたい時は「売」、買いたい時は「買」を選択してください。
③取引数量を入力します。
④注文タイプを選びます。今回は「指値」を選択しています。
⑤注文レートを入力しましょう。タップして変更できます。
※画面左下の「キャンセル」をタップすれば注文板からやり直しができます。
⑥「確認画面へ」をタップします。
4.注文内容を確認し「注文確定」をタップすれば完了です。「注文一覧へ」をタップします。
5.注文一覧には、約定(取引成立)待ちの注文が表示されます。取引が成立するのを待ちましょう。
約定前の有効注文であれば取消や変更が可能です。
6.「現物一覧」や「取引履歴」からは約定済の注文が確認できます。
取引所のレバレッジ取引で新規注文を行う手順(買い方)
1.アプリにログインし、右下のメニューをタップ。
続いて表示される画面上部の「取引所 レバ」を選択し、買いたい通貨をタップします。
2.注文画面に移ります。
希望する価格をタップするとレートが反映された注文画面へ移ります。
※「注文」ボタンからも入れます。その場合は現時点のレートが反映されます。
3.①~⑦まで入力して⑧「確認画面へ」をタップ。
注文内容を確認して「注文確定」をタップしましょう。
①取引区分は「新規」を選択します。
②「成行」「指値/逆指値」のどちらかを選択。今回は「指値/逆指値」を選びました。
③売買区分は「買」を選択。
④取引数量を入力します。
⑤注文タイプを選択します。今回は「指値」を選びました。
⑥注文レートを入力します。
⑦ロスカットレートは特に希望がなければそのまま「自動」にしておきます。
※「指定」にすると拘束される必要証拠金が増加します
「自動」の場合、GMOコインのレバレッジ取引(取引所)では、証拠金維持率が30%を下回った場合に発動されます。
4.「保有/履歴」の注文一覧から注文状況を確認しましょう。約定前の有効注文であれば注文内容をタップして取消や変更が可能です。
取引が成立した注文は「取引履歴」に表示されます。
相場状況を見て「建玉サマリ」「建玉一覧」から注文をタップして決済しましょう。
販売所で仮想通貨を売買する手順
1.アプリにログインし、右下のメニューをタップします。
続いて表示される画面上部の「販売所」を選択し、買いたい(もしくは売りたい)通貨をタップ。
2.注文画面に移ります。
①「金額指定(円)」もしくは「数量指定(BTC)」から選択します。今回は「金額指定(円)」を選びました。
②希望する日本円の金額を入力し、③「購入(もしくは売却)」をクリックしましょう。
注文内容の確認画面に移りますので、内容を確認して「注文確定」をタップしてください。
3.「注文が完了しました」と表示されます。「現物一覧へ」をタップすると保有する通貨が確認できます。
4.取引履歴からは履歴が確認できます。
GMOコインの使い方まとめ
この記事では、GMOコインの使い方について解説しました。
Webブラウザ、アプリともに必要な情報がしっかりと記載されていて使いやすい印象です。
販売所に「売却価格」「購入価格」を提示してスプレッドがすぐに把握できる点や、注文画面に「最小・最大注文単位数」が記載されている点など、ユーザーに対する配慮が感じられます。
「取引のしやすさ」で顧客満足度が高いのも納得です。
仮想通貨の送金手数料も無料なので、売買以外の用途(送金用に利用など)にも使えます。
セキュリティ対策にも定評があり、安心して利用できる取引所です。
手数料が安く銘柄が多い取引所をメインに利用しながら、取引に慣れていきましょう。
コメント欄
『ビットコインFXのスワップ手数料』の欄に、
『100万円分のポジションを持っていた場合は、4万円のスワップ手数料がかかる』とありますが、手数料は400円ではないでしょうか?
確かにその通りです。記事のミスをご指摘いただきありがとうございます。修正しました。