本記事では、国内の大手仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」の使い方について解説します。
初心者のファーストチョイスの1つとして知名度が高い取引所ですが、資金の入金方法や取引所の使い方、スマホアプリからの取引に苦戦している方もいるのではないでしょうか。
そこで、ビットフライヤーにおける以下の手順について、画像を交えながらわかりやすく紹介します。
- 日本円の入金方法
- 取引所、bitFlyer Lightning、販売所の使い方
- 仮想通貨の入金・出金方法
- 総資産の見方
- スマホアプリの使い方
これから本格的にビットフライヤーを使いこなしていきたい初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
すぐに使い方を知りたい場合は「bitFlyer(ビットフライヤー)で日本円を入金する方法」へどうぞ。
- bitFlyer(ビットフライヤー)の基本知識
- bitFlyer(ビットフライヤー)の各種手数料
- bitFlyer(ビットフライヤー)の口座を開設する
- bitFlyer(ビットフライヤー)で日本円を入金する方法
- bitFlyer(ビットフライヤー)の取引形式は3種類
- bitFlyer(ビットフライヤー)簡易取引所の使い方
- bitFlyer(ビットフライヤー) Lightningの使い方
- bitFlyer(ビットフライヤー)販売所の使い方
- bitFlyer(ビットフライヤー)で仮想通貨を入金・送金する方法
- bitFlyer(ビットフライヤー)総資産の見方
- bitFlyer(ビットフライヤー)スマホアプリの使い方
- bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方まとめ
bitFlyer(ビットフライヤー)の基本知識
ビットフライヤーは、ビットコイン取扱量6年連続No.1の実績を誇る国内の大手仮想通貨取引所です。(※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ)
「ブロックチェーンで世界を簡単に」という理念のもと、2014年に会社が設立されました。
日本のみならず「bitFlyer USA, Inc.(アメリカ)」および 「bitFlyer EUROPE
S.A.(ヨーロッパ)」など、暗号資産取引サービスをグローバルに展開。
ユーザー数は、日本・欧米を含めて現在300万人(参照:2022年8月23日のプレスリリース)を超えています。
会社名 | 株式会社bitFlyer |
---|---|
設立 | 2014年1月9日 |
資本金 | 41 億 238 万円(資本準備金含) |
代表取締役 | 関 正明 |
親会社 | 株式会社 bitFlyer Holdings |
本社 | 〒107-6233 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー |
事業内容 | 暗号資産交換業および金融商品取引業 |
取引形式 | 販売所、簡易取引所、bitFlyer Lightning |
対応デバイス | Webブラウザ、アプリ(iOS、Android) |
販売所の取扱銘柄は17種類
ビットフライヤーでは、2022年8月2日にポリゴン(MATIC)、メイカー(MKR)の取扱が開始され、取引できる銘柄は17種類になりました。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- テゾス(XTZ)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- シンボル(XYM)
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
- フレアー(FLR)
簡易取引所はビットコイン(BTC)のみ
簡易取引所では、BTCの取扱に限られています。
アルトコインを売買したい場合は、販売所もしくはbitFlyer Lightningと呼ばれる中・上級者向けの取引所を利用しましょう。
bitFlyer Lightningの取扱銘柄は5種類
中・上級者むけの取引所「bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)」では、5種類の銘柄が売買できます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ステラルーメン(XLM)
- モナコイン(MONA)
ただし、FXとFutures(先物取引)はビットコイン(BTC)のみの取引に限られますので注意が必要です。
わかりやすいよう表にしましたので、参考にしてください。
現物取引 |
|
---|---|
FX | ビットコイン(BTC)※レバレッジ最大2倍 |
Future | ビットコイン(BTC)※レバレッジ最大2倍 |
bitFlyer(ビットフライヤー)の各種手数料
ビットフライヤーの各種手数料をまとめました。
仮想通貨の売買にかかる手数料
販売所では他の仮想通貨取引所と同様にスプレッド(実質手数料)がかかります。(後述)
取引所においても若干手数料が必要となりますが、他と比べて特別高いわけではありません。
売買の手数料は参考程度に把握しておくとよいでしょう。
販売所 | 購入価格と売却価格の差額であるスプレッドがかかる |
---|---|
ビットコイン取引所 | ビットコイン(BTC) 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) |
bitFlyer Lightning (現物取引) |
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、 リップル(XRP)、ステラルーメン( XLM)、モナコイン( MONA) 約定数量 × 0.01 ~0.15% (単位: 通貨による) |
仮想通貨の送金にかかる手数料
仮想通貨を他の取引所やウォレットに送金する際の手数料はこちらです。
BTC | 0.0004 BTC( ※ bitWire を除く) |
---|---|
ETH | 0.005 ETH |
ETC | 0.005 ETC |
LCT | 0.001 LTC |
BHT | 0.0002 BCH |
MONA | 無料 |
LSK | 0.1 LSK |
XRP | 無料 |
BAT | 5 BAT |
XLM | 無料 |
MKR | 0.02 MKR |
XEM | 3 XEM |
XTZ | 0.1 XTZ |
DOT | 0.1 DOT |
LINK | 1 LINK |
XYM | 2 XYM |
MATIC | 19 MATIC |
※bitWireとは、ビットコイン専用のメール送金システムです。ビットフライヤーのユーザー同士であれば、相手のメールアドレスを入力するだけで手数料無料でビットコインを送金できます。
日本円の入金手数料
銀行振込 | 各銀行の規定による振込手数料 |
---|---|
住信SBIネット銀行からクイック入金 | 無料 |
住信SBIネット銀行以外からクイック入金 | 330 円(税込)/件 |
「bitFlyer(ビットフライヤー)で日本円を入金する方法」で詳細を解説します。
日本円の出金手数料
三井住友銀行への出金 | 3 万円未満の出金 220 円(税込) 3 万円以上の出金 440 円(税込) |
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三井住友銀行以外への出金 | 3万円未満の出金 550 円(税込) 3 万円以上の出金770 円(税込) |
日本円の出金はどの方法でも手数料がかかります。
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座を開設する
ビットフライヤーで仮想通貨を売買するには口座開設が必要です。
万が一まだ開設していない方は、ビットフライヤー公式ホームページもしくはアプリをダウンロードして手続きをしましょう。
10分程度で完了しますので、早ければ当日から仮想通貨の売買が可能です。
bitFlyer(ビットフライヤー)で日本円を入金する方法
ここからは、仮想通貨を購入するための資金(日本円)をビットフライヤーの自分専用口座に入金する手順を解説します。
ビットフライヤーで口座開設すると「三井住友銀行」および「住信SBIネット銀行」の2種類の自分専用口座が利用できるようになります。
どちらかの口座に日本円を入金することで、ビットフライヤーに反映されるシステムです。
日本円の入金方法は以下の3種類がありますので、都合の良い方法を選択して手続きをしましょう。
- 銀行振込
- インターネットバンキング(クイック入金)
- コンビニ入金(クイック入金)
銀行振込で入金する手順
銀行振込は、自分の銀行口座からビットフライヤーの自分専用口座に振込む方法です。
振込手数料は各銀行により異なりますが、「三井住友銀行」もしくは「住信SBIネット銀行」からであれば、同一銀行間の振込にあたるため手数料無料で手続きできます。
以下の手順にそって入金手続きを進めてください。
1.ビットフライヤーのアカウントにログインし、左側のメニューから「入出金」を選択します。
続いて表示される画面の「日本円」から「銀行振込」をクリックしてください。
2.ビットフライヤーの自分専用口座が表示されます。「三井住友銀行」もしくは「住信SBIネット銀行」どちらかを選択し、口座内容のメモをとって各銀行から振込手続きを行いましょう。
住信SBIネット銀行に入金する場合は「振込人名義」とあわせて5 桁の数字も入力してください。( 例「12345 ビットフライヤー」)
入金情報は、原則として翌営業日までにアカウントに反映されます。
インターネットバンキング(クイック入金)で入金する手順
次に、インターネットバンキングから入金する手順を紹介します。
1.アカウントにログインし、メニューから「入出金」を選択します。
続いて表示される画面の「日本円」をクリックし、「住信SBIネット銀行」「イオン銀行」「その他の銀行(ペイジー)」から希望するものを選択します。
2.ここでは、住信SBIネット銀行を例に進めます。「入金額」を入力し「入金する」をクリックしましょう。
3.住信SBIネット銀行のサイトへ移行します。
4.ユーザーネーム、パスワードを入力してログインし、指示に従って手続きを進めてください。
インターネットバンキングからの入金は、このように外部サイトから手続きを行います。手順がわからない場合は、利用する銀行に直接問い合わせましょう。
入金は原則として即時アカウントに反映されます。
コンビニから入金(クイック入金)する手順
ローソン・ミニストップ、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、セイコーマートからの入金が可能です。
コンビニからの入金は最大30万円までですので、頭の片隅に置いておきましょう。
入金手順は以下のとおりです。
1.アカウントにログインし、左側のメニューから「入出金」を選択します。
続いて表示される画面の「日本円」から「一部のコンビニエンスストア(収納代行)」をクリックしてください。
2.入金したい金額を入力し「入金する」をクリック。手数料の330円が加算されます。
3.内容を確認して「入金する」をクリックします。
4.支払い方法の選択画面に移るので、下の方にスクロールして希望するコンビニを選択します。
5.今回はファミリーマートを選びました。
お客様番号、確認番号を控えてコンビニで手続きを行ってください。
入金は原則として即時アカウントに反映されます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の取引形式は3種類
日本円の資金がアカウントに反映されたら、仮想通貨の売買がスタートできます。
その前に、ビットフライヤーの取引形式をしっかり把握しておきましょう。
以下の3つの場所で通貨の取引が可能です。
- 簡易取引所(ビットコイン取引所)
- bitFlyer Lightning(プロ向けの取引所)
- 販売所
それぞれの詳細について順番に解説します。
簡易取引所(ビットコイン取引所)とは
ユーザー同士が価格を提示してビットコイン(BTC)を売買する場所です。
「注文板」とよばれる「売り板/買い板」の価格一覧からレートを選択、もしくは希望価格を入力して売買を行います。
「売りたい価格」と「買いたい価格」がマッチすると取引が成立する仕組みですので、販売所のようにスプレッドは発生しません。
そのかわり、自分の思ったようなタイミングや価格で取引できない場合や、取引成立までに時間がかかることがあります。
bitFlyer Lightning(プロ向け取引所)とは
2つ目の取引所であるbitFlyer Lightningは、仮想通貨の現物取引、FX、先物取引ができる中・上級者むけの取引所です。
「プロ向け」とうたわれていますが、仮想通貨の現物取引に関しては、やり方を覚えれば初心者でも問題なく利用できます。
取引内容の違いはこちらです。
現物取引 | 実際に仮想通貨を購入したり、保有している仮想通貨を売却すること |
---|---|
FX | 証拠金を預けることで最大2倍のレバレッジをきかせて仮想通貨を売買する方法 |
Futures | ・期日を決め、仮想通貨の価格が上がるか下がるかを予測して投機する取引方法 ・最大レバレッジはFXと同様で2倍 |
現物取引では、指値注文、成行注文、特殊注文が行えます。
販売所とは
販売所は、ビットフライヤーとユーザーの間で仮想通貨を取引する場所です。
いつでも自分の好きなタイミング・希望する価格で取引できるメリットがありますが、「スプレッド」と呼ばれる実質手数料がかかります。
スプレッドとは、購入価格(Ask)と売却価格(Bid)の差額のことをいいます。
以下の記事で丁寧に解説していますので、参考にしてください。
ビットフライヤーに限らず、仮想通貨取引所の販売所では必ずスプレッドがかかります。業者との取引における仲介手数料のような位置づけです。
通貨を購入した瞬間に含み損になりますので、できれば取引所を利用していきましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)簡易取引所の使い方
まずは、簡易取引所でビットコイン(BTC)を購入する手順を紹介します。
1.アカウントにログインし、左側のメニューから①「取引所」をクリックします。
②希望するレートと③数量を入力しましょう。簡易取引所の最小購入価格は0.001BTC(2022年9月時点で約3,000円前後)です。
2.「買う」をクリックします。
3.内容を確認して「注文を実行する」をクリックすれば注文完了です。
4.同じ画面内の下段に表示されている「注文履歴」から取引履歴が確認できます。
注文したレートによっては取引成立まで時間がかかる場合があります。約定前であれば注文内容の冒頭に「×マーク」が表示されており、注文の取消しが可能です。
bitFlyer(ビットフライヤー) Lightningの使い方
続いて、bitFlyer Lightningから仮想通貨を購入する方法(現物取引)を紹介します。
上級者向けということで画面の情報量が多く、難しそうに見えるかもしれません。基本的な操作方法は簡易取引所と変わりませんので、慣れたら問題なく使えるでしょう。
bitFlyer Lightningの最小注文数量はBTC(0.001BTC)、ETH(0.01ETH)、XRP・XLM・MONA(0.1通貨単位)となります。イメージとしてはBTCとETHが2,000円~3,000円前後、その他が14円~65円前後くらいです。(2022年9月現在)
以下の手順でチャレンジしてみてください。
1.アカウントにログインし、メニューから「bitFlyer Lightning」を選択します。
2.一番上に並んでいるメニューから「現物」をクリックし、買いたい通貨を選択します。今回はリップル(XRP)を選びました。
3. 希望するレートを入力、もしくは注文板からクリックして数量を入力してください。
最後に「買い」ボタンをクリックします。
4.確認画面がでるので、問題がなければ「買い」をクリックして注文完了です。
5.注文履歴は画面の左下にある「注文」から確認できます。約定前であればキャンセルボタンが表示されるので、取消しも可能です。
6.取引が成立した注文は、画面右下に表示されている「取引履歴」に掲載されます。
ちなみに、画面が黒くて見にくい・・・という方は、設定から白い画面に変えることもできます。
1.トップ画面左側の三本線マークをクリックし、設定を選択します。
2.画面のテーマを選択できるようになっています。
白い画面はこのようなイメージです。
設定から簡単に変更できるので、使いやすいものを選んでください。
bitFlyer(ビットフライヤー)販売所の使い方
販売所で仮想通貨を購入する手順は簡単ですが、スプレッドがかかるため利用は推奨しません。
ただ、1円からビットコイン(BTC)を購入できる点や、銘柄が豊富なことから、
- とにかく少額から始めたい
- 取引所にない通貨の購入が必要
このような場合に利用しましょう。手順は以下となります。
1.アカウントにログインし①「販売所」をクリックします。②買いたい通貨を選択してください。今回はBTCを選びました。
続いて③「買う」をクリックします。
2.日本円で買いたい金額を入力してください。1円から購入できるということで、試しにやってみました。矢印マークから単位をBTCに変えることもできます。
金額を確認して「買い注文を確定する」をクリックすれば購入完了です。
3.画面下に表示される「取引履歴」から注文内容が確認できます。
bitFlyer(ビットフライヤー)で仮想通貨を入金・送金する方法
続いて、仮想通貨の入金・送金方法を解説します。
仮想通貨の入金とは、他の取引所やウォレットからビットフライヤーに通貨を預入することを指します。
送金はその反対で、ビットフライヤーから他の取引所やウォレットに通貨を送付することです。
順番に手順を見ていきます。
仮想通貨をビットフライヤーに預入する方法
1.アカウントにログインし、メニューから①「入出金」を選択します。
②送金したい通貨を選択してください。今回はBTCを選びました。③「預入」タブの下に④QRコードとアドレスが表示されます。
どちらか都合のよい方を選択し、他の取引所から送金手続きを行いましょう。
仮想通貨をビットフライヤーから送付する方法
1.アカウントにログインし、メニュー①「入出金」を選択します。
②送付したい通貨を選択してください。今回はBTCを選択しています。
③「送付」タブから④「アドレスを登録する」をクリックしてください。
2.登録メールアドレスあてにビットフライヤーからメール案内が届きます。
届いたメール内の手続き用URLをクリックしましょう。
3.登録携帯電話に2段階認証コードが届くので、数字を入力して「次へ」をクリックします。
4.①「ラベル(任意の名称)」を入力します。
②「ビットコインアドレス」を送金先の取引所からコピー&ペーストし、③「次へ」をクリックしましょう。
④「アドレス所有者」⑤「送付先」⑥「送付先取引所名」を順番に選択し、⑦利用規約を確認してチェックを入れます。
最後に⑧「追加する」をクリックすれば送付先アドレスの登録完了です。
5.登録が完了すると、次回以降は送付先のアドレスが一覧から選択できるようになります。
6.表示された送付先アドレスをクリックすると、送金金額の入力画面に移ります。
送付金額を入力し「優先度」をプルダウンから選択します。
特に急ぎでなければ「普通(手数料無料)」を選択しましょう。
最後に「送付する」をクリックして送金完了です。
bitFlyer(ビットフライヤー)総資産の見方
自身が保有する資産状況は「総資産」から確認可能です。総資産とは、日本円をふくめた仮想通貨の時価総額をいいます。
仮想通貨の相場は常に変動しているので、総資産も連動して増えたり減ったりしています。こまめにチェックしていきましょう。
総資産の確認方法
ビットフライヤーでは、アカウントのホーム画面に総資産が表示されています。日本円をふくめ、保有する通貨の数量などが確認できます。
お取引レポート
アカウントのメニュー「お取引レポート」からは、これまでの取引履歴の確認や「年間取引報告書」のPDFダウンロードが可能です。
bitFlyer(ビットフライヤー)スマホアプリの使い方
ビットフライヤーではiOS、Android対応の専用アプリで仮想通貨の売買ができます。
簡易取引所、bitFlyer Lightning、販売所いずれもアプリから簡単に操作できるため、自宅以外でも取引が可能です。
bitFlyer Lightningに関しては、一部Webブラウザ経由になりますが、操作に支障はありません。(通信環境や容量などに左右される場合はあります)
通勤時間や仕事の合間に取引したり、売買の状況を確認できるためとても便利でおすすめです。
以下について画像付きで手順を解説します。
- 簡易取引所でビットコイン(BTC)を購入する手順
- bitFlyer Lightningで仮想通貨を購入する手順
- 販売所で仮想通貨を購入する手順
- 仮想通貨の入金・送金手順
- 総資産の確認方法
- 日時損益の確認方法
スマホアプリの簡易取引所でビットコイン(BTC)を購入する手順
1.アプリにログインし、中央のメニューから「取引所」と「BTC」を選択します。
2.①希望のレート、②数量を入力して③「買う」を選択します。
※注文板から希望するレートをクリックすると①に自動入力されます。
3.内容を確認して「注文確定する」を選択し注文完了です。希望したレートによっては取引成立まで時間がかかる場合があります。
4.右側にスワイプすると約定履歴(取引成立した注文)を確認できます。
更に右にスワイプすると取引成立待ち(約定待ち)の注文が確認できます。
約定前であれば「×ボタン」からキャンセルも可能です。なかなか取引成立しないときは、一旦キャンセルして相場に見合うレートで注文し直しましょう。
スマホアプリのbitFlyer Lightningで仮想通貨を購入する手順
bitFlyer Lightningの現物取引では、5種類の通貨が売買できます。
スマホアプリ内で取引できるのはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)です。
リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、モナコイン(MONA)に関してはWebビュー経由での取引になります。
- BTC、ETHを購入する手順
- XRP、XLM、MONAを購入する手順
それぞれの手順を見ていきます。
BTCまたはETHを購入する手順
1.アプリにログインし「bitFlyer Lightning」をタップします。BTCもしくはETHを選択しましょう。
今回はBTCを選びました。
2.画面下の赤枠マークをタップします。
3.数量やレートの入力欄が表示されます。①の指値注文を選択し、②レートを入力、または注文板からクリックします。③数量を入力し、「買い」をタップして注文完了です。
4.注文履歴や取引履歴は画面左下に表示されます。
約定前であれば注文欄に「×ボタン」が表示されており、タップするとキャンセルできます。
XRP、XLM、MONAを購入する手順
1.アプリ下段「メニュー」から「Lightning Web」をタップします。
2.左上に通貨が選択できる項目があるので、希望する通貨をタップします。
3.ここではXRPを選択しました。
4.指値取引を選択し、希望するレート、数量を入力して「買い」をタップすれば注文完了です。
※レートは、入力欄の上に表示されている注文板の価格をタップすれば自動で反映されます。
5.下にスクロールすると注文内容と取引履歴が確認できます。約定前であれば「×ボタン」からキャンセル可能です。
スマホアプリの販売所で仮想通貨を購入する手順
販売所はスプレッドがかかるため推奨しませんが、少額からの取引や取引所にない通貨を購入したい場合に活用してください。
1.アプリにログインし、メニューから「販売所」を選択。買いたい通貨を一覧から選びます。ここではBTCを選択しています。
2.「買う」をタップします。
3.日本円で希望する金額を入力し「買い注文に進む」を選択してください。矢印のマークで仮想通貨の単位に切り替えも可能です。
4.内容を確認し「買い注文を確定する」をタップして購入完了です。
5.右上の「インフォメーションマーク」から注文履歴が確認できます。
スマホアプリで仮想通貨を入金する手順
他の取引所やウォレットに保有する仮想通貨をビットフライヤーに入金する手順はこちらです。
1.アプリにログインし「入出金」をタップします。
2.「仮想通貨」を選択しましょう。
3.入金したい通貨をタップします。今回はBTCを選択しました。
4.「入金」を選択。
5.QRコードとアドレスが表示されます。希望する方を選び、他の取引所やウォレットからビットフライヤーに送金手続きを行ってください。
スマホアプリで仮想通貨を出金する方法
ビットフライヤーに保有している仮想通貨を他の取引所やウォレットに送金する手順は次のとおりです。
1.アプリにログインし、①「入出金」をタップして②「仮想通貨」を選択します。
2.①出金(送付)したい通貨をタップします。今回はXRPを選びました。
②「外部リップル(XRP)アドレス登録」をタップすると、登録メールアドレスに確認メールが自動送信されます。
3.メールに届いた本文に表示されるURLをクリックすると、下記の左側の画面に移ります。
①「ラベル(任意の名称)」を入力してください。②「リップル「XRP」のアドレス」は送金先の取引所などからアドレスをコピー&ペーストしましょう。
③XRPの場合は「宛先タグ」もコピーして貼り付ける必要があります。
④の次へをタップし、⑤「アドレス所有者」⑥「送付先取引所」を選択します。
4.送付先の内容を確認しましょう。利用規約を確認の上チェックを入れて「保存」をタップしてください。
2段階認証へと進みますので、携帯電話に届いたコードを入力し「完了」をタップしましょう。
5.「保存しました」という画面になっていれば宛先登録完了です。宛先欄に表示されているアドレスをタップしましょう。
続いて出金画面に移るので、出金数量を入力して「出金」をタップします。
6.確認画面が表示されます。間違いなければ「出金」を選択し、2段階認証の数字を入力しましょう。
7.「外部送付を受け付けしました」と表示されたら送金手続き完了です。
8.入出金の履歴は画面右上に表示される「入出金履歴」をタップすると確認できます。
スマホアプリから総資産を確認する方法
「総資産」は、スマホアプリのホーム画面に常に表示されています。
日本円を含めた資産の時価総額の確認が可能です。
保有する通貨の明細も確認できます。
相場により常に変動しているので、定期的にチェックしましょう。
日時損益の確認方法
総資産の下にある「日時損益」からは評価損益が確認できます。
「日次」「月次」「年次」「カスタム」から選択し、保有する通貨の損益を見てみましょう。
緑の線が利益、赤の線が損失を表しています。
bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方まとめ
本記事では、ビットフライヤーの使い方について解説しました。
簡易取引所は初心者でも操作しやすく、すぐに使いこなせるようになります。
高機能ツールbitFlyer Lightningは中・上級者向きではありますが、現物取引に関してはやり方がわかれば問題なく操作可能です。
販売所はスプレッドがかかるため、できれば簡易取引所およびbitFlyer Lightningをメインに利用していきましょう。
ビットフライヤーでは、お買い物で利用すると0.5〜1.0%のビットコインが貯まる「bitFlyerクレカ」や、500円以上のビットコイン決済でTポイントが貯まるサービスなど、仮想通貨をより身近に使えるサービスも展開しています。
操作方法や使い方に慣れてきたら、売買だけでなくお得に仮想通貨を利用するサービスを使ってみるのも面白いかもしれません。
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