ストレートな発言で仮想通貨界隈を度々ザワつかせているBitMEXの元CEO(経営責任者・代表)、Arthur Hayes氏(アーサー・ヘイズ)。
※現在は幹部職を退任しています。
米ドルをシットコイン(草コイン)呼ばわりしたりと、彼の言動は世界一の取引高を誇るBitMEX(ビットメックス)の代表らしからぬ?自由奔放さで面白いですが、その発言の裏には根拠があったりします。
彼の発言は仮想通貨ニュースサイトでもたびたび取り上げられるので、まとめてみました。
Arthur Hayes氏の発言を追っていけば、
ビットコイン価格、仮想通貨の行く末を(価格的な意味で)見通すことができるのではないか?
と考えることもできるので、今後の値動きを占う意味でも要注目です。
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BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は何者か
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏が何者なのかを知ることができる資料がありました。
ヘイズ氏はペンシルバニア大学のウォートン・スクール(世界のビジネススクール一位の名門大学!)を卒業した金融マンのエリートです。
ドイツ銀行、シティバンクアジア・日本/オーストラリア為替取引ファンド(ETF)事業の香港事務所Deutsche Bank、のマーケットメイカーとして働いていました。
そこでトレーディング・エクイティ・インデックス先物、先物など金融デリバティブの専門知識を培ったようです。
5年後退職し、仮想通貨に興味を持ちビットコインについて調査していくうちに自分でも取引所を作ろうと思い立ったといいます。
香港の人脈から2人の共同設立者Ben Delo(主要なヘッジファンドと投資銀行の高頻度取引技術者)とSam Reed(スタックWeb開発者)に会い、BitMEXの歴史が始まりました。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ氏の発言【2019年】
以下アーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏の発言を新しいものからご紹介していきます。
2020年価値保存手段としてのBTCストーリーが再び始まる
引用元:2019年12月21日jp.cointelegraph
2019年までは、全能なる中央銀行の時代だった。彼らは印刷機を再び持ち出したがそれは金融資産のインフレを煽ることになった。
マイナス成長を続けるビジネスに「成長」名目でガソリン(資本)を注入した結果、格差が広がった。
金持ちは債券の利回り不足を補うためにリスクの高い金融資産を買い、リスクオンでありコモディティ資産であるBTCが、価値保存手段として2020年に再び注目される。
トレーダーの週末とランチタイムは無くなる
仮想通貨市場は、24時間、7日間、365日休まずに動いている。デジタル化の波が伝統的なマーケットにも押し寄せる。
BTC価格に関しては、年末までにビットコインが2万ドル、3年後に10万ドルに到達すると予想。
ビットコイン創設者のサトシ・ナカモトの正体はいずれ分かると思うか?という問いに対しては、「彼らは既に死んでいると思う」と回答した。
リブラは銀行を完全に排除、ペイパルはもうダメ
引用元:2019年7月11日jp.cointelegraph
台湾ニュース「ブロックテンポTV」のインタビューでヘイズ氏は、リブラを最も恐れるべきセクターは銀行と指摘。将来的にリブラは、ローンやその他の金融サービスなど銀行が牛耳っている領域に入ってくると予想した。
世界的な決済プラットフォームのペイパルに対しては「どちらにしろ終わっている」と厳しい意見を出した。
ヘイズCEOとルビーニ教授がディベート
引用元:2019年7月4日jp.cointelegraph
台湾の台北で行われたアジア・ブロックチェーン・サミット2019の2日目、「破滅博士」という異名を持つニューヨーク大学のヌリエル・ルビーニ教授と放送禁止用語が連発する白熱した討論が繰り広げられました。
全て紹介すると長くなるので一つだけヘイズ氏の話を載せます。
銀行などでも決済システムにおいてフィンテックが進んでおり、すでに全てのものがデジタル化されている。途上国でも皆スマホから送金コストもゼロだ。というルビーニ氏の主張にヘイズ氏は以下のように返しました。
50年後、もしアリババ、フェイスブックそしてグーグルが全てをコントロールしたら、人々は大企業にコントロールされていないものを好きになるだろう。ビットコインは決してニッチなマーケットにはならない。
決済手段というより「金融プライバシー」の重要性に人々が気づく時、ビットコインの価値は大きく変わる。
中国の人民元安が進行するにつれビットコインの壮大な強気相場が始まる
引用元:2019年5月24日jp.cointelegraph
ヘイズ氏は、2015年に人民元安が進んだ時、ビットコインのパフォーマンスも良かったと指摘。
当時とは異なり中国本土で大手取引所がビットコイン/人民元の取引を提供していないものの、OTC(店頭)取引で売買できると述べた。
ドル/人民元が7を超えたら、一般の中国人投資家はビットコインや他の仮想通貨に殺到するだろうと予想した。
ビットコインはこれから史上最高値を記録すると確信している
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ氏は、2~5年以内には現金が消滅し、ビットコインは5万ドル(約560万円)以上に達するだろうと予測した。
特にミレニアル世代の若い層は、デジタルネイティブで「モバイル優先」な傾向にあり、彼らは他人と直接的なやりとりがほとんどないサービスを快適だと思っている。
次の10〜20年で、アナログなお金の取引よりモバイル優先なインターネット上のみで取引が完結するプラットフォームが覇権を握ることになるだろう。
今から2,000ドル(約22万円)から3,000ドル(約33万円)まで一度落ち込むかも知れないが、来たるLyft、Uber、Pinterest社など大手テクノロジー企業のIPO上場は市場の流動性を確保し、その後の投資先として仮想通貨の順番が回ってくるとみている。
2019年の価格は乱高下するが1万ドル(約109万円)に向け回復する
引用元:2019年3月22日The BitMEX Research Desk
基本的に2019年は、価格は乱高下すると思われるが、1万ドル(約109万円)に向け回復していくだろう。
年末にかけて青信号が灯り始める。
全能な中央銀行が一旦マネーの印刷を止めたが、経済の詭弁家たちは「フリーマネー」という誘惑の声に抵抗できなかった。
1,000ドルから10,000まで価格が上昇するまでに、11ヵ月かかったが、10,000ドルから20,000ドルにまで急騰し、再び10,000ドルに戻るまでは一か月もかからなかった。
価格回復につながる重要な要素として、FEDのバランスシートの拡大・中国の経済政策という二つの金融政策を挙げている。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ氏の発言【2018年】
ICO復活で仮想通貨ETHは200ドルに
「もしICO市場が復活したら、イーサはすぐに200ドルを試す。ICOの復活のタイミングは、今後12カ月から18カ月の間だろう」
今年に入ってICO市場は低迷しているが、アーサーヘイズ氏の予想が正しければイーサリアムは今後50%以上プラスになる可能性がある。(現在134ドル付近)
来年はイーサリアムが反発/BTCはレンジ相場か
過去最高値から90%以上下落し、時価総額でリップル(XRP)に抜かされたイーサリアム(ETH)について、ヘイズ氏は次のように述べた。
「多くの人々がイーサリアムのプロトコルに致命的な欠陥があると信じているが、トレーダーと投資家はマーケットは直線的に動かないということを思い出す必要がある。去年の足手まといが今年のスターになることもある。反発を狙うことを忘れてはいけない」
また、2019年のビットコイン(BTC)の価格レンジについてヘイズ氏は、1000ドルから1万ドルと予測。
BTCの1000ドルから1万ドル…ってそれレンジ相場の値幅ではない気がしますが、1万ドルの節目では売りが殺到しそうですよね。
来年はどんな値動きになるか楽しみです。ETFはよ!
一部のトレーダーや自社の取引を優遇する疑惑を否定
最近批判されていた一部のトレーダーや自社の取引を優遇し顧客の取引で儲けているのではないかという疑惑に対し、
「BitMEXは誰にも特別なアクセス権を与えておらず、カバー取引も行なっておらず、顧客のトレード清算時に利益を得ていない」と、ブログで完全否定しました。
現在の弱気相場は2020年春まで継続
引用元(英文):2018年11月1日cointelegraph
ビットメックス(BitMEX)のアーサー・ヘイズ元CEOは6月、BTCの今年の底値は3000〜5000ドルで、米証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを承認した場合、
「年末までに5万ドルまで急上昇する」
と予想していたが、ロンドンで開催されたヤフーファイナンスのイベントで、
「あと18ヶ月間この相場が続く」
と警告した。
また、期間中のボラティリティの低下も予想した。
「2014年から2015年は弱気市場だった。(今後)取引高は現在からさらに下落する可能性がある」
一方で、以前予測した通り、ビットコインETFが承認されれば、市場は大きく反発するとの考えを維持した。
2018年イーサリアム(ETH)は2桁ドル台まで下がる
引用元(英文):2018年8月14日BitMEX Crypto Traderダイジェスト
ダイジェスト
- ベンチャーキャピタルは一斉にイーサリアムを投げ売る。
- イーサリアムの価値は下がる。
- イーサリアムは草コイン。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、
「ベンチャーキャピタル(VC)が一斉に売り出すのを受けて今後のイーサリアム(ETH)は2桁ドル台まで下がるだろう」と予想しました。
「これまでイーサリアムの価格はイニシャル・コイン・オファリング(ICO)への熱狂とともに上昇し、短絡的な考えを持つVCがそこで果たした役割は大きい。」
と断ったうえで、
イーサリアムを草コイン(Shitcoin)とまで呼びました。
「気まぐれな市場に慣れていないベンチャーキャピタリストは、さらなる損失を防ぐためにポジションを減らす精神的な強さもない。応急処置もできない。押し目買いを狙うこともしないだろう」
VCが一斉に売り出す要因については次のように説明しました。
「マネー・マネジメント・ゲームにおける一番のリスクは、キャリアだ。一人でマネーを失うより、他のみんなと一緒に失った方が良い。前者をしたらクビになるだろう。
トークンVCの群れは、一斉に売り出すだろう。もし売らなくてマーケットが下がり続けたら、仕事を失ってしまう」
「イーサリアムの持続的な経済圏を信じる人々が買い支えるだろうが、彼らは2017年の春頃の水準である100ドル未満まで買わないだろう。」
この上でヘイズ氏は、イーサリアムは価格が2桁まで下がると予想しました。
イーサリアムはVCが資金調達をする上で最も人気なプラットフォームであることから、法定通貨に変える影響を受けやすいとの理由からですね。
関連記事 BitMEX(ビットメックス)のイーサリアムFX(ETH/USD 無期限契約)を使うメリットや戦略的トレード方法
BitMEXで1日のBTC取引高が100万BTC突破した要因について
引用元(英文):2018年08月10日cointelegraph
ダイジェスト
- BitMEX100万ドル達成は金融商品の充実による。
- BitMEXの目標は仮想通貨業界に様々な金融商品を提供すること。
香港の仮想通貨取引所BitMEXにおける1日のビットコイン(BTC)の取引高が8日、100万BTCを超えた。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、100万BTC突破の要因について次のように述べた。
「顧客のニーズに真摯に耳を傾ける中、仮想通貨市場に多様性をもたらす革新的な金融商品に対する需要が高いことに気づいた。100万BTC達成は、我々のコミュニティーが立ち上げた二つの革新的な新商品である「ETHとUSDのパーペチュアル・スワップ(ETH/USD 無期限契約)」と「アップ(ダウン)サイド利益契約」のおかげだろう。
先物、スワップ、BitMEXで利用可能なオプション取引は、仮想通貨業界にあらゆる形態のデリバティブ商品を提供するという目標に向けて大きな進歩を遂げている。」
「ETHとUSDのパーペチュアル・スワップ(ETH/USD 無期限契約)」は、イーサリアムを持っていなくてもイーサリアムの価格にレバレッジをかけて取引ができるというもの。証拠金としてBitMEXに預けられるのは、ビットコイン (BTC)のみとなっています。
市場操作は言い訳。SECはビットコインETFをいずれ認める
引用元(英文):2018年8月1日CNBCアフリカ「クリプト・トレーダー」
ダイジェスト
- 2018年は取引量は昨年の4〜5倍となっている。
- 一般投資家が求め続けるなら、ビットコインETFを許可せざるを得ない。
- ETFへのポジティブな情報がビットコイン価格を年末50,000ドルに押し上げる。
ヘイズ氏はCNBCアフリカ「クリプト・トレーダー」に出演しました。
ヘイズ氏はまず、ビットメックス(BitMEX)の取引量について聞かれ、「仮想通貨市場のボラティリティの影響として2018年は取引量が増加している」と述べました。
既に2017年全体の取引量の「4〜5倍」を記録しているという。
8月のSECの回答が待望される「VanEck-SolidX ETF」が承認されると思うかと聞かれ、ヘイズ氏は「わからない」と答えました。
そして自身の見解を以下のように語っています。
「人々が金融市場に関心を持ち続けることをSECは望んでいると思う。そして一般投資家がこれらの特定の商品(ETF)を求め続けるならば、ある時点でそのうちの1つを承認しなければならないだろう。」
ヘイズ氏は金ETFが規制されていないことを指摘して、
「規制当局はビットコインETFを許可せざるを得ないだろう」と述べました。
最近、SECはウィンクルボス兄弟のETFを否決して、その理由について「取引所における価格操作に対する『独自の対抗策』を欠いている」と強調しました。これについてヘイズ氏は、金や原油など未規制の現物市場でも操作は起きていると述べました。
SECが操作と見なす「経験的証拠」を示していないため、この理由が単に「言い訳」を正当化していると指摘。
ビットコインETFが承認されると、「参入するプロセスが合理化されるため一般投資家の資金流入を生み出す」として以下のように述べています。
「一般投資家はビットコインウォレットの保管について心配する必要がなくなります。現在はビットコインを購入するために様々なウォレットや取引所を使用しています。もしビットコインを得るETF購入の全工程がEトレードやスコットトレード、401K(など)のクリックで済み、同時にそれを保持するリスクが不要になれば、それは個人投資家にとって非常に強力な方法です。」
ヘイズ氏は最後にETFへのポジティブな回答がビットコインの価格を年末50,000ドルを実現させると改めて答えました。
彼は6月末に同じ番組に出演して「ETFがSECによって承認されることで、年末までに2万ドル、さらには5万ドルに上昇する可能性がある。」と述べていました。
関連記事 ビットコインがETF承認された後の値動きは?金(ゴールド)と相関するなら年末700万円
2018年ビットコインは5000ドルが底?
引用元(英文):2018年7月19日cointelegraph
ダイジェスト
- ビットコイン価格は5万ドルを目指す前に一度5千ドルまで下落する。
- マイナーたちの損益分岐点がカギとなる。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏はCNBCとのインタビューで、
「ビットコイン価格は今年、1BTC=5万ドル(550万円相当)に上昇する前に、一度1BTC=5千ドル(55万円相当)まで下落する」
「今週の上昇は、出来高を伴う非常に強いラリーだったが、ビットコインにとって最悪期を脱しておらず、安値をつけるのはこれから」
今週のビットコインは、1時間の間に1BTC=6700ドルから1BTC=7500ドルへ急進。
今年、多くの投資家、投機家が買い持ちを作った水準である1BTC=8000ドル、9000ドル近辺まで戻したら、利食い売りに押され、再び1BTC=5千ドル(55万円相当)を試す動きに転じる可能性を指摘。
再び、1BTC=5千ドル(55万円相当)近辺で底入れができるかどうかを見る必要があり、もし、3000から5000ドルの底値水準が保たれたら、年末に向けて1BTC=2万ドル、もしくは5万ドル(550万円相当)を目指すとの見通しを示した。
ヘイズ氏は、米国証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを可決する見込みがない中、マイナーたちが機械をストップし始める時期がカギになるとも解説しました。
「2、3日前に世界有数のマイニング企業関係者から話を聞いたのだが、彼によると中国でマイニングする際にかかる平均の電気代は、6-7セントkWH。このレベルでは5000ドル付近でマイナーたちはオペレーション方法を見直したり、より安い地域への移転を考え始める。3000ドルから4000ドルになったら、完全に機械を止めるだろう」
ただ、ヘイズ氏は、彼の話は最先端の7nmマイニングチップがまだ普及していないことを前提にしていると付け加えた。
7nmマイニングチップは、マイニングコストを削減するものとして注目されている。
この理由の一つとして、より効率よくマイニングができる機器が登場していて、洗練された大手のマイニング業者が収益悪化によって市場から退出する非効率的なマイニング業者の分を補えるほど巨大化しているという見方もあります。本当にアーサーヘイズ氏の予想を信じるなら、5000ドル付近から低レバレッジ長期でロングポジションを持っていれば、年末爆益になることになりますが…本当か?
結果は後にわかることでしょう。
関連記事 BitMEX(ビットメックス)のデメリットと評判を調査してみました。
ビットコイン先物が相場にさらなる波乱をもたらす可能性について
引用元(英文):2017年12月12日cointelegraph
ダイジェスト
- 先物取引は週末休場になりストップ安(高)のリスクがある。
- 開場して即座にロスカットされるトレーダーがでてくる。
- 出来高の不足や処理能力から価格操作の妨害を受ける可能性。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏によると
「最初のうちは先物契約の構造上、ビットコインのボラティリティは高められる。
例えば先物取引は週末に休場になる。グローベックス先物契約と同様に、金曜にしまって日曜夜に取引再開される。上下20%の値動き制限があるから、ロンドン時間で午後4時にしまってから24時間は上下20%は動けないことになる。」
「(今年11月にビットコインからビットコインキャッシュに資金がうつって波乱相場になった時のように、)金曜から日曜の間にビットコインが30%値下がりしたとする。CMEで先物取引がストップ安で始まり取引が約定しない。取引が再開して即座にロスカットされるトレーダーがでてくる。」
また、取引所にはらむリスクにも懸念を示した。
「指数を構成している取引所の大半において流動性が少なく、現状でも取引量を処理しきれていない。先物契約の決済日の前に悪意を持った何者かがサービス妨害攻撃をしかけ価格を動かそうとしたり、一部の顧客のロスカットを誘発しようとする可能性も考えられる。」
年末までにビットコインが5万ドル(約550万円)に達すると予測
引用元(英文):2018年07月20日cointelegraph
ダイジェスト
- 2018年末にビットコインは5万ドル(約550万円)に達する。
- まだ底は打っておらず年内に5000ドルを割る可能性がある。
年末までにビットコインが5万ドル(約550万円)に達すると予測している仮想通貨取引所ビットメックス(Bitmex)のアーサー・ヘイズ元CEOは19日、CNBCの番組で、ビットコインはまだ底に達していないとの見解を述べた。
「我々がビットコインの最悪な状態をすでに見たとは思わない」と話し、以下のように続けた。
「ビットコインは再び下落する前に、8000ドル、9000ドル、それから1万ドル付近には達するだろう」
ヘイズCEOは、現在のラリーは1万ドル付近にまで達すると予想するが、その後5000ドルを試すと述べた。そこで価格を維持できれば、年末までに5万ドルになるとし、以前の5万ドル予想を維持した。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ氏の発言【2017年】
セグウィットはビットコインの将来の重要な節目
引用元(英文):2017年8月9日businessinsider
ダイジェスト
- セグウィットはビットコインのスケーリング問題を解決する。
- Segwitが実装されたことでビットコイン価格は上昇する。
BitMEXのCEOアーサー・ヘイズ氏は、セグウィットはビットコインの将来の重要な節目と考えている。
「ビットコインのスケーリング問題を解決するために宣伝されたソリューション、Segwitは活躍しています」とヘイズ氏は語った。
「Segwitが実装されたことで、5000ドルのBitcoinが遠くにあると私は信じている」と結論づけた。
関連記事 BitMEX(ビットメックス)の出入金方法を取引所別にまとめました
ビットコインのハードフォークによって争いが起こることを示唆
引用元(英文):2017年7月12日businessinsider
ダイジェスト
- ビットコインにハードフォークが起きる可能性が高い。
- ビットコインの価格は2017年8月1日までに上昇後、低下する。
BitMEXのCEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、
「ビットコインの価格の最近の不安定さが、この戦争の結果を取り巻く不確実性を反映していると考えている」と語った。
ヘイズ氏はビットコインに分裂やハードフォークがおきる可能性が高いと伝えました。
守っている人は、古いシステムにとどまるか、自分のシステムを採用するかのどちらかです。すべてが実行されると、最大4つの異なるビットコイン亜種が生まれると予想しました。
その結果、ビットコインの価格は、8月1日までに散発的に上昇し、低下するとヘイズ氏は指摘する。彼は神経質なビットコイン投資家がイーサリアムに引っ越すことを期待している。
「確かに、投資家はこの不確実性の結果として資金移動し、価格は下がるだろう」とヘイズ氏は語った。
分裂したビットコインの一つが5000ドルに達する
引用元(英文):2017年8月2日businessinsider
ダイジェスト
- 最大4つの異なるビットコイン亜種が生まれる。
- 勝利したビットコインがコイン5,000ドルに達する。
BitMEXのCEOアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏は、ビットコインが最大で4つに分裂する可能性があり、そのうち1つの価格が他を上回って5000ドル(約55万3000円)に達する可能性があると言う。
「ビットコインに数十億ドルを投資している人もいる。最終的には、彼らは最も優れたビットコイン・ネットワークを選ぶだろう。マーケットもその動きに追随する」 と話した。
BitMEXの元CEOアーサー・ヘイズ氏の発言総括
BitMEXの元CEO、Arthur Hayes氏(アーサー・ヘイズ)とは何者?というテーマで発言などをまとめてみましたがいかがでしたか?
さすが世界一まで上り詰めたビットコインFX取引所の元CEO、的確な意見が多いですし、過去の発言を見てみてもほとんど当たっているような印象です。
今後の値動きなどの予想も当たるとすれば、かなり楽観的な展開になるのですが、果たして2018年末の仮想通貨相場にはどんな展開が待っているのか?
ロングでエントリーするタイミングを伺いつつ楽しみにしていようと思います。
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