仮想通貨(暗号資産)のエアドロップって仮想通貨をタダでもらえるってこと?
と、エアドロップについて調べている方、多いのではないでしょうか?
そうです、仮想通貨のエアドロップとは「仮想通貨を無料でもらえるイベント」のことです。
この記事では仮想通貨エアドロップのメリットやデメリット、仮想通貨エアドロップへの参加方法を解説します。
本記事を読むことで仮想通貨エアドロップで得た仮想通貨で資産を増やしていきましょう。
仮想通貨エアドロップとは
仮想通貨エアドロップとは、指定された条件を満たすことで「仮想通貨やトークン」を無料で受け取ることです。
基本的に指定銘柄の保有が条件になっているので、まずは仮想通貨取引所の口座開設が必要になってきます。
国内仮想通貨取引所もオススメですが、仮想通貨の取り扱いの多い海外仮想通貨取引所の口座開設をしておくことでより多くのチャンスを得ることができます。
まだお持ちでなければこの機会に海外仮想通貨取引所の口座開設をオススメします。
仮想通貨エアドロップのメリット
まずは「仮想通貨エアドロップ」のメリットについて紹介します。
ほぼリスクなしで仮想通貨がもらえる
まず最初にお伝えしたいのは、ほぼリスクなしに仮想通貨をもらえるということです。
仮想通貨エアドロップは指定の条件を満たしておけば「無料」で仮想通貨やトークンなどを受け取ることが可能です。
無料なので「金銭的なリスク」をかかえることなくできる仮想通貨を得る方法であるのは大きな魅力と言えます。
ただ保有している仮想通貨の価値が下がり続けるようであれば、その仮想通貨を購入した金額などのタイミングにより「損」をすることがあるので、保有している仮想通貨の価格の推移には注意しておきましょう。
受け取った仮想通貨は売却できる
仮想通貨エアドロップで受け取った仮想通貨は仮想通貨取引所で「売却」できます。
無料で受け取りそのまま仮想通貨取引所で売却すればそれだけで利益を確定させることができます。
もちろん好きなタイミングで売却できるので、価値が高まった時に売却すればより多くの利益を得ることができるので、売却するタイミングはよく見定めることをオススメします。
将来の値上がりに期待できる
仮想通貨エアドロップで得た仮想通貨はそのまま利確してもいいですが、「将来の値上がり」を期待して保有しておくのもオススメです。
基本的にエアドロップする側の目的は、仮想通貨の「知名度の向上」です。
仮想通貨の知名度が向上すれば仮想通貨の価値が高まる傾向にあります。
よって仮想通貨エアドロップの直後はその仮想通貨の価値は高まりやすく、エアドロップ直後に売却するのはオススメです。
しかし、そのタイミングで売却せずに長期保有することでさらなる利益を狙うのもオススメの方法です。
仮想通貨は価値の変動が激しく、何かのきっかけで急に高騰することがあります。
そのタイミングで売却すれば大きな利益を狙えますし、5年後10年後にはさらに大きな価値がつくこともあるので持っているだけでワクワクしますね。
ただ、逆に価値がなくなる可能性があるのでそのリスクがあることも頭に入れながら売却のタイミングを考えてみてください。
仮想通貨エアドロップのデメリット
仮想通貨エアドロップのデメリットについても解説していきます。
プロジェクトが詐欺の可能性がある
最も気をつけたいポイントは「プロジェクトが詐欺」という可能性があるという点です。
「無料で仮想通貨がもらえる!」と、プロジェクトの詳細などを確認せずに登録などをおこなうと、そこが詐欺サイトという可能性もないわけではございません。
また、その仮想通貨自体が嘘のプロジェクトで、トレーダーの資産を狙う悪意ある人や組織の罠の可能性もあります。
無料だからと簡単に飛び込まず、仮想通貨エアドロップイベントを見つけた時はそのプロジェクトの詳細を調べてから参加するようにしましょう。
創業者は誰なのか?どんな企業が運営しているプロジェクトなのか?その仮想通貨の開発目的やロードマップ、ホワイトペーパーなどは必ず確認しましょう。
税金が発生する可能性がある
仮想通貨を売却した際に利益が発生すると「税金」が発生する可能性があります。
仮想通貨で得た利益は「雑所得」に分類されます。
会社員の場合は利益の合計が「20万円」以上になると確定申告が必要になります。
個人事業主であれば自身の事業所得にこの利益を足した額が「課税」の対象になるため、さらに注意が必要です。
以下は総合課税の所得税率になります。
自身の所得と合わせて税率が変わる可能性もありますので利益の出し方には注意しましょう。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
出典: 所得税の税率 | 国税庁
ただ、仮想通貨エアドロップに対する課税については明確な指針があるわけではないので、確実なことは言えないのですが基本的には上記のような認識で扱うのが無難と言えるでしょう。
個人情報が流出する可能性がある
個人情報の流出には注意してください。
前述のとおり仮想通貨エアドロップが嘘のプロジェクトだった場合は個人情報が悪用されることもほぼ確定と思っていいでしょう。
また、詐欺プロジェクトでなくてもプロジェクト先がハッキングに遭うなどでユーザーの個人情報を流出させてしまうかもしれません。
プロジェクトをよく調べてから参加するのは基本ですが、提供する個人情報にも注意が必要です。
効果的な方法として仮想通貨エアドロップイベントに参加する場合は、他のものに連携していない「仮想通貨ウォレット」や「専用のメールアドレス」を用意するなどすることでリスクを軽減できます。
より厳重に対策するなら「専用のパソコン」を用意すれば被害はそのパソコンに入っている資産や情報だけになります。
よく調べ対策をすることで、このようなリスクに備えておきましょう。
仮想通貨エアドロップに3stepで参加する方法
それではここで仮想通貨エアドロップに参加する方法を解説します。
1.仮想通貨取引所で口座開設する
まずは仮想通貨取引所の口座開設が必要になります。
仮想通貨エアドロップを扱うのに取引所が必要であり、受け取る仮想通貨を取り扱っている取引所である必要もあります。
また、基本的にエアドロップを受け取るにはその仮想通貨を一定量保有しておく必要があるので「エアドロップを受け取りたい仮想通貨」「その仮想通貨を扱う取引所」の2つを用意してください。
国内仮想通貨取引所では仮想通貨エアドロップ対象である「トロン」(TRX)が扱える「ビットポイント」がオススメです。
2.エアドロップ情報を見つける
仮想通貨エアドロップは突発的に実施される時もあれば、事前に告知されているものもあります。
前述のトロン(TRX)は「2023年6月10日」までエアドロップをすると宣言しています。
これらの情報は常にリサーチしておく必要がありますので、こういった情報に詳しいインフルエンサーをフォローしておいたり、仮想通貨関連のニュースサイトをチェックしておきましょう。
また、仮想通貨エアドロップのチャンスを広げるのであれば国内仮想通貨取引所のみでなく、海外仮想通貨取引所の口座開設もオススメします。
仮想通貨取引所では「Binance」(バイナンス)が前述のトロンも取り扱いしており、公式サイトも日本語対応なので安心して利用できます。
どの取引所を使用するかも重要になりますので、取引所情報も含めこまめに情報をチェックすることを心がけましょう。
3.エアドロップの条件を達成する
エアドロップの条件を達成しましょう。
・公式SNSのフォローや対象ツイートの投稿など
・上記などの条件を指定された日時に達成しておくこと
基本的には上記の条件を達成しておく必要があります。
仮想通貨エアドロップの場合は「スナップショット」と呼ばれる「判定時期」が設定されています。
スナップショット以前に条件を達成していても、スナップショット時点に指定の条件を達成していなければ意味がありません。
逆に常に条件を達成していなくても、スナップショット時に条件を達成していれば大丈夫です。
重要なのはスナップショットの日時時点の状態なので、スナップショットの日時はしっかりチェックして備えておきましょう。
過去に開催された仮想通貨エアドロップ
過去に開催された仮想通貨エアドロップを紹介します。
Symbol(XYM)
Symbol(XYM)とは、ネムのハードフォークから開発されたブロックチェーンの名称のことです。
名称 | Symbol(シンボル) |
---|---|
シンボル | XYM |
現在の価格(2022年9月) | ¥5.73 |
時価総額(2022年9月) | ¥32,011,055,311 |
時価総額ランキング(2022年9月) | 127位 |
入手できる取引所 | GMOコイン bitbank Zaif など |
詳細 | 公式サイト(Discord) |
また、同じブロックチェーン上で流通している「ネイティブトークン」のことを「XYM」(ジム)といいます。
2021年3月のリリース直後に仮想通貨「XEM」(ネム)保有者に対して、エアドロップが実施されました。
Boba Network(BOBA)
Boba Networkとは、「イーサリアムレイヤー2」の開発技術「Optimismコード」から発生したネットワークです。
名称 | Boba Network |
---|---|
シンボル | BOBA |
現在の価格(2022年9月) | ¥42.08 |
時価総額(2022年9月) | ¥7,222,835,950 |
時価総額ランキング(2022年9月) | 365位 |
入手できる取引所 | bitbank など |
詳細 | 公式サイト |
このネットワーク上でガバナンストークンとして発行されているのが「BOBAトークン」です。
BOBAは「FTX」などの海外の主要取引所に上場しており、仮想通貨の時価総額ランキングでは3桁台を推移している仮想通貨です。
BOBAは2021年11月に、関係性のある「OMG」の保有者を対象にしたエアドロップが実施されました。
Donnie Finance(DON)
Donnie Finance(DON)は、韓国を拠点にした仮想通貨プロジェクトで、IOSTブロックチェーン上に構築されています。
名称 | Donnie Finance(ドニーファイナンス) |
---|---|
シンボル | DON |
現在の価格(2022年9月) | ¥9,272.12 |
時価総額(2022年9月) | 不明 |
時価総額ランキング(2022年9月) | 2929位 |
入手できる取引所 | BigONE MEXC Global など |
詳細 | 公式サイト |
また、そのIOSTブロックチェーン上に「分散型金融」(DeFi)プラットフォームを構築しているのが特徴の仮想通貨です。
現状大手取引所に上場していないため、今後の将来性に価値の上昇に期待できる仮想通貨です。
このプロジェクトのガバナンストークン「DON」は昨年、IOST保有者へのエアドロップを実施しました。
2022年に開催される仮想通貨エアドロップ
2022年に開催される仮想通貨エアドロップ情報を紹介します。
トロン(TRX)
トロン(TRON)は、「トロン財団」が開発している中国発の仮想通貨のプロジェクトです。
名称 | TRON(トロン) |
---|---|
シンボル | TRX |
現在の価格(2022年9月) | ¥8.86 |
時価総額(2022年9月) | ¥818,400,057,912 |
時価総額ランキング(2022年9月) | 15位 |
入手できる取引所 | ビットポイント Huobi Japan など |
詳細 | 公式サイト |
トロンの特徴は取引の処理速度の速さであり、主にデジタルコンテンツの配信・所有に利用されています。
トロンは、2021年6月から2023年6月10日までの期間限定で「NFTトークン」をもらえるエアドロップイベントを開催中です。
ちなみにトロンをエアドロップで受け取るための条件は「100TRX」を保有することです。
この仮想通貨の保有量を確認するための「スナップショット」は毎月10日に実施されます。
仮想通貨トロンは国内取引所「ビットポイント」で入手可能なので、まだ口座をお持ちでない方はこの機会にオススメしたい取引所です。
LEGION NETWORK(LGX)
Legion Network(LGX)とは、ドバイ発の仮想通貨プロジェクトです。
名称 | Legion Network(リージョンネットワーク) |
---|---|
シンボル | LGX |
現在の価格(2022年9月) | ¥1.55 |
時価総額(2022年9月) | 不明 |
時価総額ランキング(2022年9月) | 2952位 |
入手できる取引所 | 不明 |
詳細 | 公式サイト |
Legion NetworkはWeb3.0系のサービスに力を入れています。
Legion Networkブロックチェーンだけで「ウェブウォレット」「DeFi」(分散型金融)「NFT」など様々なサービスを利用することができるのが特徴です。
Legion Netwarkは、専用のアプリをダウンロード後、個人情報を登録を条件に「LGX」を受け取れるエアドロップを開催中です。
SNSによるプロジェクト紹介
SNSによる個人企画の仮想通貨エアドロップもあります。
また、厳密にいうと「仮想通貨エアドロップ」ではありませんが「NFT」のエアドロップ(ギブアウェイと呼ばれている)も頻繁に行われています。
これらは特に「Twitter」でおこなわれており、個人の発信になるので開催タイミングや条件は異なります。
ただ、一般的には「いいね」「RT」「Discordへの参加」などが条件であり、金銭的なリスクはない場合が多いです。
実際、気軽に参加できる割に高価なものを手に入れることも可能で、個人企画のエアドロップ情報も是非チェックしてみてください。
一点気をつけなければいけないのは「詐欺」に遭遇しないことです。
「海外アカウントからの企画」や「当選した後のやりとり」などには注意して、知らない人や怪しいアカウントとはやりとりしないようにしましょう。
仮想通貨エアドロップに関するよくある質問
仮想通貨エアドロップに関するよくある質問を紹介します。
仮想通貨エアドロップに必要なものは何ですか?
仮想通貨エアドロップに必要なものは「対象の仮想通貨」と「その仮想通貨を取扱している取引所」が必要です。
その環境を整えたところで、対象の仮想通貨を指定の量以上保有していると、仮想通貨をエアドロップで得ることができます。
また、条件にSNSのフォローや登録などの手続きが必要な場合もあるので、プロジェクトごとの条件を確認しましょう。
仮想通貨エアドロップに確定申告は必要ですか?
仮想通貨エアドロップで得た利益に対しては利益の額によっては確定申告の必要があります。
ただ、現状仮想通貨エアドロップに関して明確な指針が出ていません。
基本的には「利確」した時点で「雑所得」として分類されます。
10万円で購入した仮想通貨が30万円になった時に売却すれば「20万円」の利益になります。
この利益分の20万円が課税対象になり、この利益が20万円以上になったときに「確定申告」が必要になるので利益は欲しいですが利確のタイミングや額には注意しましょう。
仮想通貨エアドロップの情報はどうやって手に入れたらいいですか?
最も信用できる情報筋としては「公式からの情報」です。
Twitterは時間差なく最新の情報を得ることができるのでオススメのツールになります。
また、Telegramやdiscordといったサービス内にある「エアドロップグループコミュニティ」に入るのもオススメです。
エアドロップ情報をまとめている個人のアカウントのフォローしておくとさらに情報を得ることが可能ですが、詐欺情報が紛れている場合があるので注意です。
本人に悪意がなく投稿している場合は信じてしまいやすいので、最終的な情報は「公式」をチェックするように心がけてください。
仮想通貨エアドロップするのにオススメの仮想通貨取引所はありますか?
仮想通貨エアドロップにオススメの仮想通貨取引所は「ビットポイント」です。
オススメの理由は、記事中でも紹介した「トロン」(TRX)を取り扱っているからです。
国内仮想通貨取引所でトロンを扱っている取引所は少なく「エイダ」(ADA)などのマイナーコインを取り扱っているビットポイントは今後にも期待したい取引所といえます。
また海外仮想通貨取引所ではBINANCE(バイナンス)が「600種類」以上の仮想通貨を扱っておりエアドロップのチャンスが広がるのでぜひオススメしたい取引所です。
仮想通貨エアドロップのまとめ
以上「仮想通貨エアドロップ」についての解説を終わります。
仮想通貨エアドロップは金銭的なリスクを負うことなく、利益を狙えるのでお得な仮想通貨を得る方法といえます。
基本的には対象の仮想通貨を保有していればよく、条件を満たしていれば「ほったらかし」で仮想通貨が増えていきます。
またエアドロップで得た仮想通貨は将来の価値に期待して長期保有することで、大きな価値を得ることにも期待できます。
ただ「詐欺サイト」に案内されたり「個人情報の流出」につながる危険性もあるので、エアドロップイベントに参加する時は慎重な対応を心がけてください。
SNSでは個人でのエアドロップ企画も毎日のようにおこなわれているので、こちらの情報も随時チェックすることをオススメします。
日々情報をチェックして、エアドロップイベントに参加してお得に仮想通貨を楽しんでいきましょう。
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