Poloniex(ポロニエックス)は、アメリカを拠点にサービスを展開している海外仮想通貨取引所です。
アカウント登録はメールアドレスとパスワードのみで完了するため、日本人ユーザーも多く存在しています。
しかし、海外取引所の登録に慣れていない方にとっては「口座開設の手順がよくわからない」といった疑問を抱いているのではないでしょうか?
今回の記事では、Poloniex(ポロニエックス)の登録方法をわかりやすく解説します。さらに、本人確認(KYC)や2段階認証の設定方法もあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Poloniex公式サイト
Poloniex(ポロニエックス)とは
取引所名 | Poloniex(ポロニエックス) |
---|---|
設立年 | 2014年 |
取扱通貨 | BTC・ETH・SOL・BNB・TRX・SHIB・DOGEなど150種類以上 |
取扱商品 | 現物取引・先物取引・レンディング・ステーキング・NFT |
最大レバレッジ | 100倍 |
日本語対応 | あり |
スマホ対応 | iOS・Android対応のスマホアプリをリリース済み |
公式サイト | https://poloniex.com |
公式Twitter | https://twitter.com/Poloniex |
Poloniex(ポロニエックス)は、2014年に設立された老舗の仮想通貨取引所です。
2017年には取引量が世界1位になった実績があるなど、多くの人に利用されています。
世界的な知名度を誇るPoloniexは、Binance(バイナンス)が日本からのサービス撤退を発表したときの代替案として話題になったこともありました。
2022年現在でも人気は高く、取引手数料の安さやシンプルな操作性などに定評があります。直近ではNFT事業もリリースしているため、今後のさらなる成長が期待できるでしょう。
Poloniex(ポロニエックス)の登録・口座開設方法
Poloniex(ポロニエックス)の登録・口座開設方法は以下のとおりです。
- Poloniex公式サイトにアクセス
- メールアドレスとパスワードを入力
- メールを認証してログイン
早ければ3分ほどで完了するので、順番に進めていきましょう。
Poloniex公式サイトにアクセス
まずはPoloniex公式サイトにアクセスして「開始する」もしくは「サインアップ」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力
サインアップ画面に切り替わるので、必要な情報を入力していきます。はじめに、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
次に、紹介コードを持っている場合は「Referral Code」の欄に入力してください。
入力が終わったら利用規約にチェックを入れ、ロボット認証をクリアして「サインアップ」をクリックします。
メールを認証してログイン
サインアップが終わると、登録したメールアドレスにPoloniexからメールが届きます。メールを開くと「Verify My Email」と書かれた項目があるので、クリックしてください。
ログイン画面が表示されるので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインすれば、Poloniexの登録は完了です。
Poloniex(ポロニエックス)の本人確認(KYC)のやり方
続いて、Poloniexでの本人確認(KYC)のやり方を解説していきます。
アカウント登録をした時点で入出金や現物取引などの基本的なことはすべて行えますが、本人確認をすると証拠金取引を利用できるようになります。
ほかにも、1日の出金限度額が1万ドルから50万ドルに引き上げられるなどのメリットがあるので、本人確認はできるだけ済ましておくのがおすすめです。
本人確認を行うためには、Poloniexトップページの人物マークから「プロフィール」をクリックします。
少し下にスクロールして「アップグレード」もしくは「Get started」をクリックしましょう。
本人情報の入力画面が出てくるので、氏名や住所、電話番号などを入力して「SUBMIT(提出)」をクリックします。
すると認証ページに切り替わるので「開始」をクリックしてください。
あとは、提出する本人確認書類を選択し、指示に従いながらアップロードをすれば本人確認の申請は完了です。
審査は早ければ10分ほどで完了するので、少しだけ待ちましょう。
Poloniex(ポロニエックス)の2段階認証の設定方法
続いて、2段階認証の設定方法を解説していきます。
2段階認証は、不正ログインやハッキングなどを防止するために効果的な施策です。自分の大切な資産を守るためにも、2段階認証は必ず設定しておきましょう。
Poloniex(ポロニエックス)で2段階認証を設定するためには、トップページの人物マークから「2FA」をクリックします。
すると2段階認証の設定画面が表示されます。
2段階認証を設定するためには認証アプリの「Google Authenticator」が必要なので、まだ持っていない人はあらかじめインストールしておきましょう。
認証アプリをインストールできたら、QRコードを読み取るか16ケタのセットアップキーを入力してPoloniexの項目を追加します。
その後、表示されている6ケタの数字を入力して有効ボタンをクリックすれば、2段階認証の設定は完了です。
Poloniex(ポロニエックス)に登録するメリット
Poloniexに登録するメリットは、主に以下の3つです。
- 400種類以上の通貨ペアで取引可能
- NFTマーケットプレイスにアクセスできる
- 日本語に対応している
それぞれ解説します。
400種類以上の通貨ペアで取引可能
Poloniexでは、400種類以上もの通貨ペアで取引することが可能です。
国内取引所では取り扱われていないようなアルトコインも取り揃えられているので、豊富な選択肢から投資先を決定できます。
さらに、Poloniexはむやみに取扱通貨を増やしているわけではなく、新規上場にあたって厳格な審査を設けています。
そのため、Poloniexに上場している通貨は信頼性が高く、安心して取引できるのがメリットです。
NFTマーケットプレイスにアクセスできる
Poloniexは、NFTマーケットプレイスの「APENFT」と提携しています。
APENFTはTRONチェーンを基盤に開発されており、低コストのNFT取引を実現しているマーケットプレイスです。
Poloniexトップページの「NFT」を押すとAPENFTへ直接アクセスできるようになっているので、ユーザーは気軽にNFTを取引できます。
日本語に対応している
Poloniexは日本語に対応しており、英語が苦手な人でも簡単に利用できるのがメリットです。
ブラウザ版・スマホアプリ版ともに日本語で表示されているので、操作方法で迷うことはまずありません。
日本の取引所と同じような使い心地を求める方は、ぜひPoloniexを利用してみましょう。
Poloniex(ポロニエックス)の手数料について
現物取引手数料
Poloniexの現物取引手数料は以下のとおりです。
- メイカー:0~0.145%
- テイカー:0~0.155%
Poloniexでは、直近30日間の取引量が多いほど、現物取引手数料が安くなります。
また、テイカーよりもメイカーの方が手数料は安いので、取引コストを抑えたい場合はメイカー注文がおすすめです。
先物取引手数料
Poloniexの先物取引手数料は以下のとおりです。
- メイカー:0.01%
- テイカー:0.075%
現物取引とは違い、先物取引手数料はすべてのトレーダーで均一になっています。
また、メイカーとテイカーでは7倍以上の差があるので、低コストで取引したい場合はメイカーとして注文しましょう。
入金手数料
Poloniexの入金手数料は無料です。
コストがかからないので、より多くの資金をトレードに投じられます。
出金手数料
Poloniexの出金手数料は、仮想通貨ごとに異なります。
また、出金するタイミングによっても手数料は変動するので、その都度確認するようにしましょう。
Poloniex(ポロニエックス)に登録できない時の対処法
Poloniex(ポロニエックス)の登録が上手くいかない場合は、以下の原因が考えられます。
- メールアドレスの入力ミス
- 登録済みのメールアドレスを入力している
- 利用禁止の国から登録しようとしている
それぞれ解説するので、登録ができなくて困っている方は参考にしてください。
メールアドレスの入力ミス
いつまで経っても認証メールが届かない場合は、間違ったメールアドレスを入力しているかもしれません。
いま一度、登録するメールアドレスを確認して正確に入力しましょう。
登録済みのメールアドレスを入力している
「認証メールは届いたけど認証ボタンが記載されていない」という場合は、過去にPoloniexに登録した時のメールアドレスを入力している可能性があります。
要するに、過去にPoloniexに登録したこと自体を忘れており、再び同じメールアドレスで登録しようとしているケースです。
この場合は、以前登録した時のメールアドレスとパスワードを入力してログインすれば問題ありません。
なお、パスワードを忘れてしまった場合は「パスワードをお忘れですか?」をクリックして再発行しましょう。
利用禁止の国から登録しようとしている
Poloniex(ポロニエックス)には、利用が禁止されている国があります。2022年9月時点の利用禁止国は以下のとおりです。
- アメリカ合衆国
- 米国領(グアム、プエルトリコ、北マリアナ諸島、アメリカ領サモア、米領バージン諸島など)
- イラン
- イラク
- 北朝鮮
- スーダン
- シリア
- クリミア
- リビア
- カナダのオンタリオ州
上記の国からの登録はできないので、注意してください。
Poloniex(ポロニエックス)のセキュリティについて
Poloniex(ポロニエックス)は2014年にハッキング被害に遭っており、約6,000万円分のビットコインが盗まれた事件がありました。
しかし、現在は以下のセキュリティシステムを導入し、ユーザーの資産をしっかり守っています。
2段階認証 | ログイン時に認証コードの入力を求める |
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マルチシグ | 複数の秘密鍵によるトランザクション承認 |
コールドウォレット | オフラインで資金を管理するウォレット |
ログイン通知 | 新しいIPアドレスからのログイン通知 |
アカウントロック | 自分でアカウントを凍結できる機能 |
上記のシステムを導入してからは流出事件などは起こっていないので、一定の信頼をおける取引所と言えるでしょう。
Poloniex(ポロニエックス)の登録方法に関するよくある質問
Poloniexの登録方法に関するよくある質問を3つピックアップして回答します。
- Poloniexは日本人でも登録できる?
- Poloniexはスマホアプリでも登録できる?
- Poloniexの登録にはどれくらいの時間がかかる?
それぞれ回答するので、Poloniexを利用する際の参考にしてください。
Poloniexは日本人でも登録できる?
Poloniexは日本人でも登録できます。
Poloniexには利用禁止国が設定されていますが、日本は禁止されていないので、日本居住者の利用はまったく問題ありません。
ただし、18歳未満の人に関しては利用が制限されているので、登録は18歳以上になってから行いましょう。
Poloniexはスマホアプリでも登録できる?
Poloniexはスマホアプリでも登録可能です。
スマホアプリはiPhone・Androidの両端末に対応しているため、誰でもインストールできます。
登録の流れについても、本記事で紹介したブラウザ版と同じ流れなので、ぜひ参考にしながら登録してみてください。
Poloniexの登録にはどれくらいの時間がかかる?
Poloniexの登録にかかる時間は、おおよそ5分〜10分ほどです。
ただし、本人確認(KYC)のレベルを1から2にアップグレードする場合は審査が必要になるので、3日ほどかかってしまう可能性があります。
さらに、SNS上では「Poloniexの本人確認審査がなかなか終わらない」との声もあがっているため、状況によっては1週間ほどかかってしまうケースもあるでしょう。
本人確認(KYC)をする場合は、早めに本人確認書類の提出を済ませておくことをおすすめします。
Poloniex(ポロニエックス)の登録方法まとめ
以上、Poloniex(ポロニエックス)の登録方法や本人確認・2段階認証のやり方などを解説しました。
Poloniexの登録方法は非常にシンプルで、メールアドレスとパスワードさえ準備できれば数分で完了します。サイトは日本語に対応しているので、海外取引所の口座開設に慣れていない方でもスムーズに登録できるでしょう。
また、Poloniexでは400種類以上の通貨ペアを扱っており、豊富な選択肢からトレードする銘柄を決定できます。
今後、先行的にPoloniexへ上場する銘柄が出てくる可能性も大いにあるので、口座を持っておいて損は無いです。ぜひ、本記事の内容を参考にしながらPoloniexの登録をしてみてください。
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