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海外の悪徳FX業者を見分ける方法、悪質ブローカーの特徴と判別法【ビットコイン取引所対応】

海外の悪徳FX業者を見分ける方法、悪いブローカーの特徴と判別法 トラブル・エラー
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今回は、為替FXでもビットコインFXでも通用する、海外の悪徳FX業者を見分ける方法、悪質なブローカーの特徴と判別法をご紹介します。

FX界隈を見ているとわかるのですが、出金拒否や約定訂正、見せ板、ストップ狩りなど日常茶飯事で起きています。(一部の国内で取引所でさえも!)

自己責任ではあるのですが、詐欺や不当な操作で金を巻き上げ(業者負け)から日本人がカモにされることを阻止するために記事にしました。
なお当記事は水田ノートを参考にしています。

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悪い海外FXブローカーを判断する6つの基準

多額の出金拒否、約定訂正、VDP(バーチャルディーラープラグイン:ロットが大きくなるとスプレッド広がるとか)などの詐欺行為をする海外FX業者を判別する方法をご紹介します。

金融免許を持っていない

いわゆるノーライセンス業者というもので、はじめに確認するべき事項です。
ノーライセンスの業者はそもそもFXブローカーとは言えず、少なくとも金融免許を持たないFX業者とのトラブルは解決不可能と思っていいです
金融免許を持たないFX業者と取引した場合、投資家は出金拒否や不正を受けても泣き寝入りするしかありません。
そして、FX業者の不正は日本国内を含め約70%以上の FX業者は大なり小なり法律に触れるかは別として、投資家に対して不正な行為を行っているといわれています。(後述)

金融免許について金融免許とは、各国の金融規制を行う監督官庁などが認可するもので、一定の経済的(事業資金や株主の資産状況等)・人的要件(役員の経験等)やコンプライアンス体制など要件を満たしている場合に認可されるものです。
しかし、基準は各国で差異があり、申請だけで3か月程度で認可が下りる国もあれば、非常に膨大な資料を提出して1年近く審査を要する国もあります。金融免許があるという事は、FX業者と投資家の間で何かトラブルが発生した場合に金融当局がペナルティを業者に課したり、トラブル解決の支援を行ってくれる場合があります。
法人登録国の確認方法
一般的なFX業者の登録国の確認方法は公式サイトの最下部や問い合わせ先などを見る事です。
この部分に法人名と法人登録番号、登録住所が記載されている事が多いです。

会社所在地が公開されていない

健全な海外業者(ブローカー)であれば、公式サイトのどこかに国籍だけでなく所在地まで記載されていることが多いですが、悪質な業者の場合は国籍も住所も記載がないです。

また、住所の記載があっても「P.O BOX」となっていたら、それは私書箱で郵便箱の中の1つがオフィス住所で、実態が無いようなものです。
近年では世界的大手の銀行でも私書箱を使うことが多いので一概に悪いとはいえないそうです。
実オフィスがある場合は、登録国の電話番号が調べれば見つかるはずです。

もしあったとしてもバーチャルオフィスの可能性もあるので、疑わしい場合は住所(英語)で検索してみましょう。
バーチャルオフィスであればわずか一万円くらいからどこの国でも借りられるので全く信頼性につながりません。

何かトラブルが発生した場合の相手先がどこの国(法人の登記住所)であるかが最も重要なので、掲載されている住所に実態があるかどうかの確認は必要です。

正確に法人の登録住所を確認する方法
より正確に法人の登録住所を確認するには Terms & Condition などの口座開設時に同意する規
約類の中身を見ましょう。そこで法人名と住所を確認します。これで契約する取引所がどこの法人なのか分かります。

規制当局から警告・罰則を受けている

ライセンスを持っていても、認可元の国の規制当局から警告や罰則を受けているFX業者もたまにいます。
このような業者は運営体質に問題を持っている場合があり注意が必要です。

ニュージーランドやロシア、SVG(セントビンセント・グレナディーン)などは、金融免許すら持っていなくとも営業が可能で、実際、これらの国にあるFX業者でトラブル(出金拒否、取引履歴改ざん等)が頻繁に発生しています
あたかも金融免許があるように法人に割り振られる法人登録番号を金融免許番号のように見せます。

FPAでスキャム判定を受けている

海外FX業者のオーソドックスな判断基準として、評判やSCAM情報などをユーザーが投稿できるフォーラムFPA(ForexPeaceArmy)
FPA ForexPeaceArmy
FPAでスキャムと判定されているブローカーは、やはり何か問題があることが多いです。
ただ注意してほしいのは、スキャム業者が作為的に自社に高評価を付けているケースや、問題がないのに負けたユーザーが腹いせに低評価を付けている可能性もあるので信頼性は絶対ではありません。
順調にトレード出来ている人ほどこのようなサイトにわざわざ書き込みませんからね。

数々の賞をアピールしている

数々の賞をアピール
後ろめたいことがある悪質な海外FX業者は、安心感を出すために、何かしらの賞の受賞を大々的にアピールすることが多いです。
しかし、賞というのはでっち上げたものや、そもそも存在しないものの可能性もあり、疑わしい材料になります。

過剰なボーナスを謳っている

過剰なボーナス
入金ボーナス200%以上など過剰な特典を設けている海外業者も注意が必要です。
それだけの入金ボーナスを設けても儲かる算段がある、規約で何かしらボーナスの利用意図を制限し、出金拒否につなげるなどの可能性が考えられます。

悪評が多い海外FX業者リスト

出金拒否、約定訂正、VDPの報告が多い海外FX業者をリストにしました。
最も多いトラブルは、出金拒否・利益のある取引履歴の改ざん・証拠金を勝手に減額・ストップ狩りです。

公式サイトの文面も嘘があったりするのであまりアテになりません。
「この業者はどうなの?」というのがあればコメント欄で教えてください。
※随時更新

  • BaseFEX:出金拒否、約定訂正の報告あり
  • BTCMEX:突然の運営停止発表、一部ユーザー未返金
  • FXsuit:入金後6ヶ月出金不可、出金手数料30%、90日不使用の口座は資産没収
  • Frontiar FX:出金拒否報告多数
  • IronFX:出金拒否、アフィ不払い等多数、中国オフィスが襲撃されたことも。
  • FXDD:出金拒否多数、過去にライセンス違反なので罰金や罰則を科されている。
  • Axiory:VDPあり、元FXDDの中の人
  • MyFX markets:出金拒否多数
  • Milton Markets:出金拒否多数、VDPあり
  • FBS:出金拒否多数、約定が遅い
  • LANDFX:出金拒否多数
  • OctaFX:出金拒否多数、VDPで6秒遅延など
  • TitanFX:出金拒否、約定訂正、VDPあり
  • Gemforex:出金拒否・約定訂正の報告アリ、免許なし
  • XM:前身はTrading Point。出金拒否・約定訂正の報告アリ(少)
  • BigBoss:出金拒否・約定訂正の報告アリ
  • IFC Markets
  • Dinamic Trade
  • Pivot Markets
  • High Trade FX
  • youtrade
  • sevenFX

主な苦情や悪評の内容

  • 出金拒否。1000万円以上の出金を試みた場合に理由をつけ出金に応じないことが多い。
  • 作為的なヒゲ(ストップ狩り)が頻発している。
  • VDPにより作為的な約定注文の遅延やオーダーが通らなくなる。
  • 証拠金の勝手な減額、利益が出ているポジションの改ざん。

ツイッターや他の方のブログなどでも確認でき、複数の情報源から一致しているものを記載しました。

もし被害にあってしまったときの解決策

独力での解決が難しいようなら、The Financial Commission(英語サイト)などの専用窓口で苦情を申し立て解決できる場合がありますが、このサイトがそもそもスキャム業者がブランディング目的で作ったサイトという話もあり、解決の力になってくれるかは微妙なところ。

いま有効な手段として、「出金手続きに関するこれまでの履歴を公開する準備がある」などとこちらから攻めることが効果があります。
ネットで炎上すると向こうも商売あがったりでしょうから効果はありそう…とはいえ自己責任でお願いします。

日本のFX業者は信頼できるのか?

出金拒否はほとんどの業者でありますが、そもそも日本のGMOクリック証券・GMOコインやDMM証券・DMMビットコインでも勝ちすぎると突然のアカ凍結で実質出金拒否、オーダーの意図的な遅延などを確認しています。

日本でも以下のようなニュースがありますが、トラブルになった場合にユーザーが裁判で勝訴する可能性もあるのでその点では国内の方が安心といえるかもしれませんね。

参考ニュース:
FX取引で証券会社に賠償命令 18秒の約定遅延「債務不履行」(松井証券)
インターネットを通じた外国為替証拠金(FX)取引で、約定が遅れたことで損害を被ったとして、茨城県の男性が松井証券に約1400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は約200万円の支払いを命じた。
原告側は設定レートに達してから実際のロスカット約定までに約18秒経過し、その間の相場変動で損失が生じたと主張していた。
裁判長は「ロスカットまでに一定のタイムラグが生じることは契約上想定されているが、10秒を超えれば合理的範囲内とはいえない」と指摘。タイムラグを抑えるシステムを整備する義務に違反したとして、証券会社側に債務不履行があったと結論付けた。(出典:日本経済新聞)

ただ、勝ちすぎると国内外問わず、B-Book(ノミ業者)はほぼトラブルが起きるので、ほどほどに稼いで取引所を分散して使うというのが最善ではないかと思います。
ちなみに海外のFX業者はすべてゼロカットで追証はありません。(回収が難しいため)

日本のFX業者はすべて追証があります…。

信頼できるFX業者の探し方

じゃあ、どこのFX業者が信用できるのか?という話になりますが、最も信用できるのはA-Book取引業者ということになります。
しかし日本のFX業者はすべてB-Bookとなっており、B-Book業者の方が業者側が儲かる仕組みなので、宣伝広告費を掛けられないA-Bookはマイナーな海外FX業者が多くなります。

ツイッターでビットコインFX業者の評判を調べる

twitter ツイッターGoogle のネット検索だけでは、実際に利用している人の声までは見えないことが多いですし、紹介報酬(アフィリエイト)目的でしかない仮想通貨ブログなどはデメリットなど悪い点は一切触れていないこともあります。

そのようなネットの情報に惑わされないようにするのに最も適した情報取得手段は、ツイッターで生の声を聞くことです
その取引所(ビットコインFX業者)についてキーワード検索してみるましょう。
多少の批判はあるけれど評判は上々、であればいいですが、
登録はこちら!」などとアフィリエイト目的しかない、「このサイト(業者)は詐欺です!」などの声が見られるのであれば疑いましょう。

詐欺的な海外FX業者であれば、ほぼ必ず被害者の声が上がっています。
ただ、誰でも投稿出来るがゆえに嘘や宣伝も混ざっているので注意。

EVSSL(グリーンバー)による確認

信頼性の基準の一つとして、WEBブラウザの上部、URL欄を見ると画像の様に独自表記が入っている場合はEVSSL(独自SSL)を導入しているということなので確認しましょう。最近はスキャム業者でもグリーンバーを導入しているので注意。
例としてXMのページを表示しています。
EVSSL(グリーンバー)による確認
この場合「Trading Point Holdings LTD[CY]」となっている個所に FX業者の正式な法人名が記載されます。(Trading Point HoldingsはXMの親会社、CYはキプロス法人の意)
クリックすると住所が確認できるはずです。Chromeだと住所の確認がしにくいので IE や Firefoxで確認すると良いでしょう。

FX業者の検索方法(100Forex)

検索にはFX業者専門の大手検索サイト「100 FOREX BROKERS」を使います。
最も登録数が多く詳細検索が可能です。
※仮想通貨専門の業者(bitmexなど)は対応していません。
Agency model+金融免許有り(EU免許が最良だが日本人可はほとんどない)でデフォルトで検索が出ていますが、実際に金融免許を持っているのかなど信頼性を確認できます。
日本人が登録できない海外FX業者も多数あるので、実際に登録できるか各自確認する必要があります。

FX業者の検索方法(100Forex)

100Forex画面

その中でも出来高がまともで出金拒否、約定修正などがない取引所をご紹介します。
流動性の問題でトレードや約定のしやすさは取引所によってムラがあります。(流動性によるコスト)

頻繁に広告メールが来るか

しっかりと運営されている海外ビットコインFX業者なら、希望していないユーザーに強引な勧誘を行うことはほとんどありません。その時点で悪質な業者か判断ができます。

フィッシングサイトではないことを確認する

フィッシングサイト詐欺というものもあります。
Google検索したときに出る最上部の広告枠やメールなどに記載されている公式サイトを語るURLが、実は本物そっくりに似せて作られた詐欺師の偽サイト(フィッシングサイト、クローンサイト)だったというものです。

バイナンス フィッシング偽サイト

Binance 偽サイト(nの下にドットがある違う文字)

いつものように登録やログインしてしまうとメールアドレスやパスワード情報を渡すことになり不正アクセスの原因となります

公式サイトにアクセスする際には、当ブログのサイトから行くようにすれば間違いないと思います。

URLは同一のものが存在しないので、ブラウザのアドレスバーのURLを必ず公式のものかチェック、そして公式サイトであると確信した場合は、そのサイトのURLをブックマークに登録し、以後そのブックマークからログインするようにしましょう。

直接会社に連絡するのもアリもっと注意深くいくなら、その公式サイトのサポートなどから直接業者に連絡し、会社情報を教えてほしいと伝えると良いと思います。多くの場合、偽物であればこういった問い合わせを無視するか的外れの回答をします。

無難に使える業者なら大勝ちしなければOK

仮想通貨の取引所は表立って運営会社情報を載せていないところがザラにあります。(CryptopiaやC-CEXとか)
ただ、FX業者で全く身元を明かしていない業者はハイリスクでしょう。信用取引は不正がしやすいからです。

マーケティングにコストを掛けられる業者は、顧客を集めるほど儲かります。なぜなら初心者の割合の方が多いので勝手に負けてくれるからです。

顧客が増えることで安定した利益になるので、ユーザーが儲けても見逃してもらえる可能性が高く、また業者が飛ぶこともないからです。

海外悪徳FX業者見分け方まとめ

海外の悪徳FX業者を見分ける方法、悪質なブローカーの特徴と判別法などについて書いてみました。

以下のような対策は基本なので必ず行いましょう。

  • 業者の会社情報を確認する
  • URLを見てフィッシンングサイトを避ける
  • 広告メールが頻繁に来るかどうか
  • ツイッターで評判を調べる

ビットコインFX、海外FXなどはユーザーの自己責任でやっていくという風潮が強い業界です。
たとえ、日本で最大手の(仮想通貨)取引所・FX業者であっても、運営側の操作で作為的な損失を負わされるということは度々確認しています。

それでも人気がある理由として、大きく儲けることが出来るのも事実なので、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ということわざがぴったり当てはまりますね。

大手だから、公式サイトにこう書かれていたから…と信用せず、防御力高めて市場から利益をかすめ取ってやりましょう。

参考資料:水田ノート

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