この記事ではFoundation(ファンデーション)の特徴や使い方について初心者の方に向けて、画像付きで丁寧に解説しています。
- ほとんどのサイトで招待制って書いてるけど、今はどうなの?
- 買い方や出品方法は?
- Foundationの使い方を教えてほしい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
記事前半ではFoundationの特徴やメリット・デメリットについて、後半では始め方や売買の方法などを解説するので、是非参考にしてください。
この記事の内容をよく読んで、安全にNFT投資をしましょう。
これからNFT投資を始めてみたい方や、Foundationで取引をしてみたい方には必見の内容となっておりますので、是非最後まで読んでみて下さい。
すぐにFoundationの始め方について知りたい方は「Foundationの始め方の手順5ステップ」へどうぞ。
Foundation(ファンデーション)とは
運営会社 | Foundation Labs |
---|---|
本拠地 | サンフランシスコ |
創業者 | Kayvon Tehranian |
設立年月 | 2020年5月 |
サービス開始年月 | 2021年2月 |
販売手数料 | 15% |
公式サイト | https://foundation.app/ |
Foundation(ファンデーション)とは、2020年5月27日にサービスが開始されたNFTマーケットプレイスです。
2022年9月現在ではETH(イーサリアム)のみで取引されています。
以前までは招待制で、出品するには誰かに招待してもらうかCommunity Upvoteに応募し、投票で上位50位に入る必要がありましたが、2022年5月より招待制を全面廃止しました。
この記事では、2022年9月最新版のFoundationの特徴や使い方などを徹底的に解説していきます。
Foundation(ファンデーション)の特徴2つ
ここからは、Foundation(ファンデーション)の特徴を解説していきます。
Foundationの主な特徴は下記の2つです。
- Openseaと繋がっている
- ポートフォリオを掲載可能
それぞれ順番に解説していきます。
Openseaと繋がっている
実は、FoundationとOpenseaはプラットフォーム同士が繋がっています。
「Foundation(ファンデーション)を使うデメリット」でも説明しますが、Foundationで買ったNFTを売りたいと思ったらOpenseaで販売することとなります。
ですが、NFTが売れた際にはしっかりロイヤリティ収入も入ってきます。
ポートフォリオを掲載可能
Foundationの特徴はTwitterなどの各種SNSのように、プロフィールページに自分の作品のポートフォリオを作成して載せられます。
作品に興味を持ったら作者のプロフィールからポートフォリオを見て、そこから気に入ったNFTを購入でき便利です。
ここは、Openseaとの大きな違いと言えるでしょう。
Foundation(ファンデーション)を使うメリット
ここからは、Foundation(ファンデーション)を使うメリットを解説していきます。
Foundationを使うメリットは下記の3つです。
- 競合が少ない
- 質の高いNFT作品を発見できる
- 転売で稼ぎやすい
それぞれ順番に解説していきます。
競合が少ない
まず、競合が少ない点がメリットとして挙げられます。
元々は招待制ということで話題に上がりましたが、その制度を廃止したことでユーザーからは魅力が落ち、あまり人気がなくなってきました。
Foundationでの出品を目指していた人からしても、誰でも出品できるようになれば別にOpenseaで出品しても同じことですからね。
ですが、これを逆手にとってFoundationで出品すればOpenseaほど競合が多く無いため、特定のユーザーに刺されば一気に売れ易くなります。
質の高いNFT作品を発見できる
二つ目は、質の高いNFT作品を発見できるという点です。
理由は簡単で、元々招待制であったため招待を受けて出品した人やCommunity Upvoteで上位50位ランクインした人の作品が残っているためです。
そのような方々は、すでに多くのファンがついており、わざわざOpenseaに移動しなくてもFoundationで作品が売れるため、必然的に人気なNFTしか残りません。
もちろん、その分価格も高く設定されています。
転売で稼ぎやすい
三つ目は、転売で稼ぎやすいという点です。
上で解説した通り、Foundationでは質の高いNFTを発見しやすいメリットがあります。
つまり、二次流通でも値段を高めに設定しても購入される可能性は高いです。
Foundationで二次流通できたら一番いいのですが、購入したNFTを売る場合はOpenseaを使うことになります。
とは言っても、二次流通できないからこそ、NFTの価格が落ちにくいというメリットもあります。
Foundation(ファンデーション)を使うデメリット・リスク
ここからは、Foundation(ファンデーション)を使うデメリットを解説していきます。
Foundationを使うデメリットは下記の3つです。
- 招待制が廃止され魅力だ落ちた
- ガス代(手数料)が高い
- 一次流通のみ
それぞれ順番に解説していきます。
招待制が廃止され魅力が落ちた
まずは、招待制が廃止され魅力が落ちたというデメリットです。
Foundationjは招待制だったからこそ話題に上がりましたし、多くのクリエイターが出品するために努力していました。
ですが、今年5月に誰でも出品できるようになったために魅力が落ち、Openseaとの真っ向勝負になったため多くのユーザーがOpenseaに流れていきました。
ガス代(手数料)が高い
マーケットプレイス | 販売手数料 |
---|---|
Foundation | 15% |
Opensea | 2.5% |
二つ目は、ガス代(手数料)が高いというデメリットです。
Foundationでは販売手数料が15%も取られてしまいます。
Openseaなら2.5%なので、6倍の差があります。
日本円で表すと、100万円で売れたら15万円徴収されるのと同じことですから、ここの点には気をつけておかないといけませんね。
また、OpenSeaはコレクションを無料で作成できますが、Foundationではコレクションを作成する度にガス代が発生する点もデメリットと言えるでしょう。
一次流通のみ
実は、Foundationは一次流通のみです。
つまり、Foundationで買ったNFTはFoundationでは出品できません。
では買ったNFTを売る場合はどうするのかと言うと、Openseaで出品することになります。
「Openseaと繋がっている」でも解説しましたが、FoundationとOpenseaはプラットフォーム同士が繋がっています。
Foundationで販売した方が高値で買う人が多そうですが、Openseaで販売するしか無いのがデメリットです。
Foundation(ファンデーション)の始め方5ステップ
ここからは、Foundation(ファンデーション)の始め方を解説していきます。
Foundationの始め方の手順は下記の5ステップです。
- 国内取引所で口座開設
- 仮想通貨ETHを購入
- MetaMaskをインストール
- 仮想通貨ETHをMetaMaskに送る
- FoundationとMetaMaskを接続
それぞれ順番に解説していきます。
国内取引所で口座開設
まずは、国内の仮想通貨取引所で口座開設します。
これから仮想通貨取引を本格的にやっていくなら、必然的に海外取引所の開設をすることになるかと思います。
ですが、海外取引所には日本円を入金できないため、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
その際にオススメの国内取引所はFTX JPです。
ETHだけでなくSOLやAVAXの取り扱いもあり、送金手数料が安く使い勝手がいいので、NFTマーケットプレイスとの連携がしやすいです。
まだ仮想通貨取引所で口座開設していない人はどうぞ。
仮想通貨ETHを購入
FTX JPで口座開設できたら、ETH(イーサリアム)を購入しましょう。
FoundationでNFTを購入する際は、ETHが必要になります。
OpenseaでもほとんどのNFTはETHで取引されているため、持っておいて損は無いです。
FTX JPにログインしたら「取引所」でイーサリアムを購入しましょう。
販売所でも購入できますが、販売所では手数料が高く設定されているため、「取引所」で購入するようにしましょう。
MetaMaskのインストール
ETH(イーサリアム)を購入できたら、仮想通貨を入れるお財布のMetaMask(メタマスク)をインストールしましょう。
一度インストールすれば、ほぼ全てのマーケットで使用できるため、この機会にインストールしておきましょう!
MetaMaskについてはこちらで詳しく解説しております。
仮想通貨ETHをMetaMaskに送る
MetaMask(メタマスク)をインストールできたら、先程FTX JPで購入したETHをMetaMaskへ送金しましょう。
送金方法はこちらで解説していますので、参考にして下さい。
FoundationとMetaMaskを接続する
最後に、FoundationとMetaMaskを接続しましょう。
まず、Foundation公式サイトにアクセスして、トップページ右上の「Connect Wallet」をクリック後、メタマスクを選択し「Sign message in wallet」をクリックしましょう。
そして、メタマスクが表示されるので「署名」を押すだけです。
Foundation(ファンデーション)NFTの買い方
Foundation(ファンデーション)でNFTを買う方法はオークション形式のみとなります。
人気の高いNFTの場合、オークション形式の方が価格が上がりやすいためクリエイターにとってはいい制度となっているでしょう。
ここからは、オークション形式の購入方法を解説していきます。
オークション形式での買い方
買いたいNFTを見つけたら、「Place bid」をクリックしましょう。
すると、以下の画面が表示されるため「金額」を入力後「Place bid」をクリックしましょう。
最低の入札金額は、表示されている金額(今回なら4.0ETH)以上となります。
ちなみに、一度入札すると入札した分のETHは24時間ロックされますのでその点だけ注意しておきましょう。
もちろん、オークション形式のため、最終的に一番入札金額の多かった人にNFTが渡るため、どうしても欲しいNFTなら多めに入札しておくといいでしょう。
Foundation(ファンデーション)NFTの出品方法
ここからは、Foundation(ファンデーション)でNFTを出品する方法を解説していきます。
Foundationでの出品方法は下記の3ステップです。
- コレクションの作成
- Twitterで確認
- 名前とシンボルの作成
それぞれ順番に解説していきます。
コレクションの作成
まずは、Foundation公式サイトにアクセスしましょう。
続いて、プロフィールページ右上から「Create」をクリックしましょう。
Twitterで確認
すると、Twitterで本人確認を求められるため「Post Tweet」→「Verify via Twitter」をクリックしましょう。
すると、自動的に指定されたTweetが投稿前の状態で表示されるため、投稿ボタンをクリック後、そのTweetのURLを貼り付けましょう。
これだけで確認が終了です。
名前とシンボルの作成
Twitterでの確認が終わったら、「Collection Name(名前)」と「Collection Symbol(シンボル)」の入力が求められるため、コレクションの名前とシンボルを入力し、「Continue」をクリックすれば作成できます。
※ここでガス代が発生します。
Foundation(ファンデーション)に関するQ&A
Foundation(ファンデーション)についての質問をまとめてみましたのでご確認下さい。
日本語には対応していますか?
いいえ、日本語には対応していません。
ですが、Google翻訳が使えます。
すこしわかりにくい箇所もありますが、意味は分かりますので問題なく使えます。
モバイルアプリはありますか?
いいえ、モバイルアプリはありません。
Foundationを使う場合はブラウザから使用する必要があります。
Openseaとどちらがオススメですか?
結論、Openseaの方がオススメです。
Openseaの方が利用者も多いし、世界最大のNFTマーケットプレイスですので、分からない部分が多くても調べればすぐ解決出来るため安心もできます。
そういう面でも、初心者の方はOpenseaの方が使いやすいでしょう。
Foundation(ファンデーション)まとめ
この記事では、Foundation(ファンデーション)の特徴やメリット・デメリット、使い方を徹底的に解説してきました。
Foundationの特徴をおさらいすると以下のようになります。
まとめ
- FoundationはOpenseaとプラットフォームが繋がっている
- 一次流通のみ
- 二次流通させたい場合はOpenseaでの取引となる
- 自分のプロフィールに作品集(ポートフォリオ)を掲載可能
- 取引にはETH(イーサリアム)が必要
- ETHの購入にオススメなのがFTX JP
上記のように、FoundationはOpenseaとプラットフォームが繋がっており、一次流通のみのNFTしか購入できません。
自分のプロフィールにポートフォリオを載せることも可能で、一度ファンがつけば安定して作品を売ることが可能な点が大きな特徴でした。
もともとは招待制で、なぜ招待制を廃止したのかは発表されていません。
個人的な感想ですが、招待制でも出品できる人が増えていって廃止しても変わらない状況になったのだと思っています。
この記事を読んでFoundationやOpenseaでNFT取引を始めたいと思った方は、まず国内仮想通貨取引所の口座開設が必須です。
FTX JPは初心者でも使いやすいで有名な取引所なため、まずはFTX JPで口座開設しておきましょう。
コメント欄